内容説明
「戦わない」「差別化は狙わない」「計画はいらない」「偉い人はいらない」「自分を守らない」いらないものは全部捨て、本質だけを追求。本当に大切な1%に100%集中する。
目次
第1章 ビジネスは「戦い」ではない
第2章 自分の「感性」で生きる
第3章 「成功」は捨て続ける
第4章 「偉い人」はいらない
第5章 余計なことは全部やめる
第6章 イノベーションは目指さない
著者等紹介
森川亮[モリカワアキラ]
1967年神奈川県生まれ。1989年筑波大学卒業後、日本テレビ放送網に入社。コンピュータシステム部門に配属。ネット広告や映像配信、モバイル、国際放送など多数の新規事業立ち上げに携わる。仕事のかたわら青山学院大学大学院にてMBAを取得。2000年にソニー入社。2003年にハンゲーム・ジャパン株式会社(後にNHN Japan株式会社、現LINE株式会社)入社。2007年に同社の代表取締役社長に就任。2015年3月にLINE株式会社代表取締役社長を退任。顧問に就任した。同年4月、動画メディアを運営するCHANNEL株式会社を設立、代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuki
77
仕事がマンネリ化していると感じている方は読んで損はない一冊です。「日々顧客と誠実に向き合い身を削りながら努力すると本能的に相手の素質を見抜けるようになる」という著者の主張は個人的にとても新鮮でした。著者はこのような人を『すごい人』と示しており、「本当に優秀な人が求めているのは業界トップの『すごい人』と一緒に働くことである」と述べています。『すごい人』になるのも、『すごい人』と一緒に働くのも決して簡単ではありませんが、どちらかが実現できれば視野が広がり刺激的な仕事ができるのではと思いました。2017/07/28
KAKAPO
38
私は、LINEを使いたいからスマフォを買いました。海外でも役に立ちました。《差別化を狙う時、僕たちが見ているものは、ライバル企業です。そこには、ユーザーはいないのです。ユーザーが求めているのは「違い」ではなく「価値」です。》売れているモノやサービスを真似たり、上回ろうというしたりすることで、お客様の選択肢を増やすことはできるかもしれませんが、心の底から喜ばせることはできないのかもしれないですね。2018/08/08
あちゃくん
38
LINEの元社長の森川さんのビジネス本です。書かれていることはシンプルですが、なかなか実行するのは難しいよなと読みながら思いました。ただ、ここに書かれていることを自分なりに咀嚼して、自分の仕事に生かせるように考えて、実行することが大事だよなと思ってます。2015/11/16
かまど
35
『なにが本質かを考え尽くす』 元LINE代表取締役社長の森川亮氏の一冊。 経営者として、いかに社員がその能力を最大限に発揮できる環境をつくり出すことができるか。 その答を出すために著者が大切にしたのは「シンプルに考える」こと。 あれも大事これも大事と悩んでしまうと、結局何も決められず行動に移すことができません。 (つづく)2016/02/28
ミライ
32
元LINE株式会社CEOである森川亮氏の著作(出版されたのはLINE離脱直後)。タイトル通り、すべてを「シンプルに考える」ことによってLINEのビジネスを軌道にのせたという内容が書かれている。中身も難しい専門用語などまったくなく、ひらすらシンプルに書かれている。いわゆる伝統的な日本企業の逆の経営をしているようで、それが成功の一因だったと思われる。2019/02/07
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- 和書
- 萬葉集全注 〈巻第四〉