出版社内容情報
トレーシー・カチロー[トレーシー・カチロー]
著・文・その他
鹿田 昌美[シカタマサミ]
翻訳
内容説明
子どもの「IQ」はどうすれば伸びる?なぜ「ごっこ遊び」がそんなに大事?外国語や数学、音楽への興味を育むには?子どものために、親がしてあげるべきこと全部!脳科学から心理学、教育学まで最新リサーチを網羅!子どもの頭をよくし、潜在能力を引き出す最も信頼できる方法!
目次
1 愛情―安心感が子どもの「脳」をぐんぐん伸ばす
2 語りかけ―言葉のシャワーが「IQ」を上げる
3 生活習慣―「記憶力」と「集中力」が上がる食べ方、寝方
4 遊び―「思考力」と「想像力」を磨く楽しい方法
5 つながり―親との交流が「心」と「体」を強くする
6 しつけ―叱るより、ルールで「スキル」を身につける
7 動く―動くことで「頭」がよくなり「健康」になる
8 スローダウン―時間を止めて、人生をフルに味わう
著者等紹介
カチロー,トレーシー[カチロー,トレーシー] [Cutchlow,Tracy]
ジャーナリスト、編集者。世界的ベストセラー『ブレイン・ルール』『ブレイン・ルールズ・フォー・ベビー』などを編集。シアトルタイムズ紙、MSNマネー誌でジャーナリストとして活躍。また、子育て中の親や教師向けに講演を行っている。米シアトルで暮らしている
鹿田昌美[シカタマサミ]
翻訳者。国際基督教大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっこ
54
時間がなかったので、目次を見ながら気になるところだけさらっと読みました。よく育児書に書かれていることが多く、あまり発見はなかったかな。参考になったこと→やることリストを絵や写真で提示する/外国語で遊ぶ日を作る/(食事)子供のもういらないを信用する/なんでも一緒にを楽しむ/ごっこ遊びの小道具は手作りして、想像力を育てる。テレビ見せない、子供の前でスマホいじらないは理想だけど、なかなか難しいです…。2020/10/01
ちょき
52
かなり良いのではないだろうか?『いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる要素だけ集めました』との表紙に惹かれ紀伊国屋店員の、オススメでもあったので購入して読んで見たが、ちょっと対象年齢が我が家とは違ってたようだ。3歳未満のお子さんがいる人にオススメ2017/03/27
ひろき@巨人の肩
41
子育てという四半世紀に渡る不確実性の高い社会活動を科学的根拠をもとに分析しており、理系の私にはとても面白かった。やるべき事は、ビジネス社会におけるコーチングのイメージに近いと感じた。大きな違いは、親自身のプライオリティーを、子育てに本当にシフト出来るか。一時的に他を犠牲にしても、子供とのスローライフには大きな価値があると、言うメッセージは成る程とも思う。確かに娘とトコトン付き合う事で、創造性などは自分も成長できる気がする。正解は20年後にしかわからない。後悔のないように今を大切にしようと本当に思った。2019/01/22
デビっちん
29
長期的に見て効果的な子育てのヒントが様々な角度から記載されていました。○○歳までにした方が良いというのは一考すべきだと思います。その時期を過ぎたら実践できませんから。6歳までに培った基盤が、その後の成長の下準備になるようです。ただタイトルに、いまの科学で「絶対にいい!」と断言できるとあるんですが、科学的根拠の記載が少なく、巻末に参考文献も記載されていないんですよねぇ。タイトルにそう謳うなら、もっとデータソースや出典を明示してほしかったです。それでも知育映像が逆効果になったりする研究結果は興味深かったです。2017/07/23
江口 浩平@教育委員会
25
【子育て】ホンマでっかテレビを観ているような感覚に陥った一冊。何しろ内容が多岐にわたるため、著者が言うように試せそうなものを少しずつ取り入れていくのが良いと感じた。一歳四ヶ月の息子がいるが、テレビの時間を減らして読み聞かせをしていこうと思う。子どもも親も感情的にならずに済むように、やることを視覚化してルーティンを増やしたり、ともにルールを決めたりすることもしていきたい。2019/01/04