CFOの挑戦―最高財務責任者が担うコーポレートガバナンスと企業価値創造

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478065105
  • NDC分類 335
  • Cコード C0034

出版社内容情報

日本企業は新しいコーポレートガバナンス思想に基づくベストプラクティスが求められている。そうした中、CFOは財務・経理担当の役割に加え、取締役や執行役を含む全体的な「経営能力・体制の整備」を総覧・総括する役割が求められるようになってきた。CFOこそ、そういう役割が最適な時代になってきたのだ。

内容説明

日本企業の内面的特質や社長の人事権に代表される旧来の「日本型経営体制」から脱却し、高い資本効率と企業価値の持続的成長を目指して経営の総合力を動員できるコーポレートガバナンスを作るべき時が来た。これこそがCFO(最高財務責任者)に求められる役割である。企業変革へのリーダーシップ。

目次

第1章 日本企業の経営を取り巻く最近の動向―コーポレートガバナンス改革
第2章 日本経済の流れと企業経営
第3章 日本のコーポレートガバナンスについて
第4章 企業価値創造を推進するCFOの役割
第5章 企業力の再構築とCFOの役割
第6章 CFOの実践的心得
第7章 ビジネスパートナーとしてのCFO
第8章 次世代CFOの育成
第9章 リーダーシップとファシリテーション

著者等紹介

藤田純孝[フジタスミタカ]
1965年、神戸大学経済学部卒業、伊藤忠商事入社。95年、取締役業務部長、97年、常務取締役、99年、代表取締役専務CFO、2001年、代表取締役副社長CFO兼経営企画・財務・経理・審査担当役員、03年、代表取締役副社長職能管掌兼CFO、06年、取締役副会長、08年、相談役、11年、理事(現任)。07年、オリエントコーポレーション社外取締役。08年、古河電気工業社外取締役(現任)。09年、日本板硝子社外取締役。10年、NKSJホールディングス社外取締役。11年、日本CFO協会理事長(現任)。12年、明治大学国際総合研究所フェロー(現任)、オリンパス社外取締役(現任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宝塚けんけん

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従来の財務部長、経理部長のあり方を見直し、売上高、利益を単に追求してゆく保守的な日本的経営に警笛を鳴らす名著。歴代の各社名CFOのエッセンスも散りばめられ興味をそそられる。ベンチマーキング手法は日本ではあまり一般的ではないが、今後発達する可能性が高い。ファリテーションの手法も日本では今後取り入れられることが期待される。やはり重要なのはグローバルな視点でCFOがリーダーシップをとることが可能か否が重要だ。革新的な名著である。2017/03/04

Hiroo Shimoda

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財務経理のトップは何を考えているのか?という観点で読みました。CFOの役割やあるべき姿などは読み応えあり。ただ、第3章までコーポレートガバナンスの潮流を説明しているだけだったり、CFO協会の行っている試験の宣伝をしてたり、ちょいちょい読み飛ばしたくなる部分もあります。見た目より薄い本。2015/12/14

AZALEA

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★★★★★2015/09/04

さえさえ

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米国のコーポレートガバナンスはモニタリングモデルと呼ばれ、取締役会を監督機関とし、社外取締役に経営者を監督する機能を担わせる考え方。 日本はそれぞれの企業が自社に最も適した構造を設計、選択。2015年の改革はプリンシパルアプローチ原則主義でcomply or explainの考え方 2019/02/21

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