出版社内容情報
住商情報システム(SCS)とCSKが合併して、SCSKが生まれた。同社の代表取締役会長兼CEOである中井戸信英氏は、この合併を機に、経営改革を大胆に推し進めた。その中身は、業績をよくすることを一義としたものではなく、ITベンダーが、今に言うホワイト企業になるための改革だった!
内容説明
有給休暇取得率95%、残業1日1時間。「働き方改革」でワークライフバランスを正したら生産性が上がり、増収増益になった!心に訴える経営で、ホワイト企業が生まれる。
目次
第1章 合併で目指したITベンダーの未来(SCSとCSKは色合いの異なる会社だから合併に意味がある;経営理念づくりを通して、会社を一つにする ほか)
第2章 経営者が自分自身に課した責任(ITベンダーの役割は、“日本の製造業・復活”のお手伝い;大企業の経営層が本気になれない理由はどこにあるのか ほか)
第3章 “働き方改革”で生産性は高まるか(残業が多いだけ、生産性が低い。そこをまず改めよう;実はさまざまに考えられた残業削減のポイント ほか)
第4章 女性が活躍できない会社に未来はない!(女性登用も、まずは積極策でクリティカル・マス超えを狙う;ダイバーシティも、同化の最終段階が一番難しい ほか)
第5章 SCSKが目指す次のパラダイムチェンジ(組織のスキーマ・チェンジはそんなに簡単には進まない;伝道師が生まれ、気づきと内省のプロセスも始まった ほか)
著者等紹介
野田稔[ノダミノル]
明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授。一般社団法人社会人材学舎代表理事。株式会社リクルートホールディングスリクルートワークス研究所特任研究顧問。野村総合研究所、リクルートフェロー、多摩大学教授を経て現職に至る。2013年に一般社団法人社会人材学舎を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anco
じゃい
shu_reading
復活!! あくびちゃん!
Akitoshi Maekawa