出版社内容情報
自前主義を脱け出さなければ、もはや生き残ることはできない。技術競争に苦戦する大企業と技術力に優れた中小・ベンチャー企業が協働することで革新的な製品が生まれる。東レ、デンソー、味の素、大阪ガスフィリップス、P&G、GE、…国内外の多くの成長企業が実践する新戦略のすべてが明かされる。
内容説明
自前主義を貫くのか、外部の叡智を活かすのか、日本企業の生き残りを賭けた選択のとき。東レ、デンソー、帝人、味の素、大阪ガスからフィリップス、P&G、GEまで、国内外の成長企業が実行する新戦略のすべて。
目次
第1章 オープン・イノベーションとは何か(大ヒットを記録したフィリップスのノンフライヤー;ノンフライヤーはオープン・イノベーションから生まれた ほか)
第2章 埋もれた技術を探し出す(技術探索型オープン・イノベーションの4つのステップ;戦略的に落とし込むためには「やりながら考える」)
第3章 技術の探し方を5つの実践事例で学ぶ(活動の原動力には危機感がある)
第4章 優れた技術を提供する(技術を持つ組織に巡ってきたチャンス;技術を価値に変える2つのアプローチ ほか)
第5章 技術の売り方を4つの実践事例で学ぶ(大企業、中小企業、ベンチャー企業、大学、それぞれ挑戦)
第6章 オープン・イノベーションを応用する(オープン・イノベーションの5つの可能性;日本のモノづくりが復権するために)
著者等紹介
星野達也[ホシノタツヤ]
株式会社ナインシグマ・ジャパン取締役。一般社団法人オープンイノベーション促進協議会理事。1972年、栃木県出身。東京大学工学部地球システム工学科卒業、同大学院地球システム工学科修了。修了後、大学院時代を過ごしたルレオ工科大学(スウェーデン)で客員研究員として研究を継続。専門はダイナマイトによる岩盤発破の最適化。1999年、三井金属に鉱山技術者として入社。2000年、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。製造業界を中心に、経営戦略策定、新規市場参入、マーケティング、コストカットなど多数のプロジェクトに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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