出版社内容情報
「絶対ない」は絶対ない――。『ブラック・スワン』で経済の本質をついたタレブが明かす、不確実な世界で生き延びるための考え方
内容説明
国家、社会の行く末から、生き残る仕事、学ぶべき知識まで―。私たちはこれからどう生きるべきか、万物に通じる思考のものさし「脆弱/頑健/反脆弱」をもとに語り尽くす。
目次
第5部 あれも非線形、これも非線形(1個の大石と1000個の小石の違いについて;賢者の石とその逆)
第6部 否定の道(時と脆さ;医学、凸性、不透明性;ほどほどに長生きする―「引き算」の力)
第7部 脆さと反脆さの倫理(身銭を切る―他人の犠牲と引き換えに得る反脆さとオプション性;倫理を職業に合わせる―自由と自立;結論)
エピローグ 生まれ変わりに生まれ変わりを重ねて
著者等紹介
タレブ,ナシーム・ニコラス[タレブ,ナシームニコラス] [Taleb,Nassim Nicholas]
文筆家、トレーダー、大学教授および研究者という三つの顔を持つ、現代の急進的な哲学者。主な研究テーマは「不透明性のもとでの意思決定」、つまり人間にとって理解不能な世界で生きていくための地図やルールについて考えること。レバノンでギリシア正教の一家に生まれ、ウォートン・スクールでMBAを、パリ大学で博士号を取得。現在、ニューヨーク大学タンドン・スクール・オブ・エンジニアリングでリスク工学の教授を務める
望月衛[モチズキマモル]
大和投資信託株式会社リスクマネジメント部。京都大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール修了。CFA、CIIA。投資信託等のリスク管理やパフォーマンス評価に従事
千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。1979年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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