内容説明
本来の能力をフルに発揮できないのは、心の中に「妨害者」がいて、あなたの足を引っ張っているから。心はあなたの敵にもなり、最大の味方にもなる。心がどれほど自分の味方として働いているかを示す「ポジティブ・インテリジェンス」を知れば、人生は劇的に変わる!
目次
1部 心はどれだけあなたの味方として働くか
2部 PQアップの第一の方法―「妨害者」を弱める
3部 PQアップの第二の方法―賢者を強める
4部 PQアップの第三の方法―PQ脳の筋力強化
5部 進歩をどうやって測るか
6部 PQを活用した実践事例
著者等紹介
チャミン,シャザド[チャミン,シャザド] [Chamine,Shirzad]
世界最大のコーチング組織CTIの前CEO。数百人のCEOと上級管理職にコーチングを行ってきた。それ以前はソフトウェア会社のCEOを務めた。心理学の学位に加え神経生物学の博士号を取得、電子工学修士、スタンフォードでMBA、現在、同校で「ポジティブ・インテリジェンス」を講義している
田辺希久子[タナベキクコ]
東京教育大学卒業。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。翻訳家。神戸女学院大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Carlyuke
3
ポジティブインテリジェンス, これが原題。心の中の賢者(ちょっとユングっぽい)が優勢になっているか, それとも妨害者が優勢になっているか。PQ(ポジティブインテリジェンス指数)が75以上である状態を保てば個人やチームは成功し, 同時に幸福を感じる。実際指数を図る質問を提供して自分で評価できるところがいい。指数も2分で計測できる。継続的に指数を点検したい。可能ならチームにも応用したい。2017/04/10
ゆき
3
お気楽な感じの一冊だと思ったら、全く違った。自分の頭の中にいる、妨害者たちの声に自分が良くも悪くも操られているという。PQ脳を鍛えるために、妨害者をラベリングしてイマココを体感する訓練が効果的とのこと。2015/03/24
むとうさん
3
あんまりこういう本は読まないのだけども、たまには笑。PQという心のあり方の指標が成功を決めるという。「ポジティブ心理学」って名前が微妙に胡散臭いけれど、真面目に一分野として確立しているんだな。賢者を活性化させ妨害者を弱めることでPQが上昇すること、PQに閾値があってあるところから上ではどんどん上手く行くこと。妨害者の声を意識するだけでもけっこう違うかもしれない、というのはチョッと試してみての感想。全員がこの手のを身につけた時にどういう人が成功するのか?というのはこの手の本の永遠の謎ではあるのだろうけれど。2014/02/10
黒とかげ
1
なるほど。理論的で内容には納得できる。しかし登場人物が全員金持ちで、これは金持ち用の心理トレーニングだと感じてしまった。2020/04/01
T Kashima
1
ネガティブな気持ちを引き起こす自身の心の中の妨害者に、客観的に対応する賢者(PQ)力を高めよう。2019/09/07
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