内容説明
人口増加率、平均年齢、地勢、インフラ。経済成長の必要条件を満たすベトナムは、何よりも人々の目の輝きが違う。縮小する日本の国内市場を守りつつ、ベトナムへ進出した中堅企業トップからの、すべての中小企業リーダーに贈るメッセージ。
目次
第1章 なぜ中小企業はアジアを目指すべきか(社長の仕事は市場の変化に対応し「先を読む」こと;「人口減で栄えた国はない」海外進出を決めた日本の現実 ほか)
第2章 ベトナムで黒字化を達成するまで(マレーシアでは実績がなくても公共工事を受注できる;勤勉な人材が豊富なベトナムをオフショア先として選択 ほか)
第3章 海外進出で社長が注意すべきこと(進出先は「無理なく入れる国であるかどうか」がポイント;ケンカをするなら早い段階で徹底的に ほか)
第4章 ジェスコが国内基盤を築くまで(無線エンジニアとしてサラリーマン生活を送る;漬物屋の修業で商いの本質や経営の基本を教えられた ほか)
第5章 組織の力を最大限に引き出す方法(高校時代にすでに事業家をイメージ;真の「社員のための会社」を目指す ほか)
著者等紹介
松本俊洋[マツモトトシヒロ]
JESCOホールディングス株式会社代表取締役社長。1943年、奈良県生まれ。奈良県立奈良商工高等学校(現・奈良朱雀高等学校)を卒業後、日本無線株式会社に入社。技術職を経て独立し、1970年、ジェスコ株式会社を創業。電気・通信設備、放射線モニター、無線通信と次々に業態を拡大し、1992年、社名をJESCO株式会社に。その後、海外にも進出し1997年、マレーシアに合弁企業JESCO BINAを設立。2001年にはベトナムにJESCO SEベトナムを設立する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ishida Satoshi
Great Eagle