内容説明
ユーロ危機、中国のバブル、アメリカ国債問題、デフレ経済…すべてがつながり、理解できる。そして示される経済学的に正しい日本の政策とは―。
目次
第1章 マネーは踊り続ける(世界同時金融危機と福島原発事故の類似点;史上最大、マドフの6兆円詐欺とは ほか)
第2章 小一時間でわかる経済学の基礎知識(経済学の一番の目的は、貴重な資源を最適配分して社会を豊かにすること;労働市場と解雇規制 ほか)
第3章 マクロ経済政策はなぜ死んだのか?(政府はある程度景気をコントロールできるが将来の選択肢をなくしてしまう;ケインズ政策と乗数理論のダメなところ ほか)
第4章 グローバリゼーションで貧乏人は得をする(グローバリゼーションは自然現象;先進国が発展途上国を搾取しているわけではない ほか)
第5章 もう代案はありません(成長戦略が何もないのが一番の成長戦略;税制を抜本改正してがんばる人に報いる ほか)
著者等紹介
藤沢数希[フジサワカズキ]
欧米の研究機関にて、計算科学、理論物理学の分野で博士号を取得。科学者として多数の学術論文を世界的なジャーナルに発表する。その後、外資系投資銀行に転身し、経済動向の予測、リスク管理、トレーディングなどに従事している。言論サイト「アゴラ」のレギュラー執筆陣のひとり。主催するブログ「金融日記」は月間100万ページビュー。ツイッターのフォロワーは6万人に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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