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内容説明
本書では、ソーシャルメディア・マーケティングの第一人者が12年の歳月をかけて確立した最新手法を初めて公開する。花王、ベネッセ、カゴメ、レナウン、ユーキャンなど約300社を支援してきた実績をもとにソーシャルメディアを網羅的に分析し、消費者ネットワークを収益化する方法を解説する。
目次
冒険に旅立つ前に
見える人と見えない人
インターネット・クラシックへの旅
ソーシャルメディアの地図
企業コミュニティへの招待
つながることが価値になる
希望ある世界
著者等紹介
武田隆[タケダタカシ]
エイベック研究所代表取締役。日本大学芸術学部にてメディア美学者武邑光裕に師事。「日本の伝統芸術とマルチメディアの融合」を学ぶ。1996年、学生ベンチャーとして起業。企業のウェブサイト構築のコンサルテーションを足掛かりに事業を拡大し、多数の受賞を得るも、企業と顧客の距離が縮まらないインターネットサービスの限界に悩む。クライアント企業各社との数年に及ぶ共同実験を経て、ソーシャルメディアをマーケティングに活用する「企業コミュニティ」の理論と手法を独自開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toshiyuki Fukushima
5
私たちは、現実生活の中で価値観を共にする人たちとつながりたいと思っている。価値観が多様化し、人とつながりたいのにつながれない状況が続いた。ソーシャルメディアが、それを突破しようとしている。「企業コミュニティ」が突破口だ。まだまだ年長世代には、インターネットは縁の薄いツールのようだ。10年後、20年後になれば、ソーシャルメディアを通して、孤独な日本が解消される日が来るだろう。2013/01/27
Kazuya
4
ソーシャルメディアを包括的に分類するMAPは面白い。前半で語られるICTの歴史的変遷はよく整理されているだけでなく、著者自身の考察も加わり骨太に構成されている。後半はややダラダラ感。残念。142011/09/12
フルケン
4
普段、こういう系の本はあまり読まないのですが、非常に面白かったです。いつの間にか、日常生活やビジネスの中に入り込んできて、今やすっかり必要不可欠となったインターネット。自分はいままで生活の中のひとつの便利ツールとしてしか、意識してこなかったが、そのポテンシャルの高さに改めて興味を持った。インターネット黎明期から研究を重ねてきた筆者の分析は非常に興味深い。まさに「つながることが価値になる」、既存のメディアとは一線を画する、双方向のやり取りが価値を生み出す、ソーシャルメディアの有効性を改めて実感した。2013/03/01
Takeshi Sato
4
SNSの地図を読んでなるほどと感じた。 現実生活と関係構築のSNSの問題点である窮屈感と義務感。これに縛られることなく私はスモールワールドの住人になれるのだろうか。 企業と消費者をつなげるには企業コミュの大切さを説いている。 ネットの歴史や、経験談も面白い。2012/02/18
london3
4
目次を読んでも感じるかもしれないですが、なにか哲学チックです。 インターネット黎明期から連なる物語ですね。しかし、ソーシャルメディアの名称は新しくても 概念は、昔からあるインターネットの双方向性と どう違ってくるのか?この辺りを解説するためには、インターネット黎明期からの流れを理解するのがいいんだなと実感しました。 本書の一番の注力点は、ソーシャルメディアをいかにマネタイズするか? 企業コミュニティを活性化させて、いかに企業のサポーターを作っていくかという点に本書の半分近くが割かれていたように思います。2011/12/25