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内容説明
言葉は伝える技術である。言葉の送り手が言葉の受け手を、自分の望む方向へ動かすための技術である。それを叶える方法は、送り手が受け手の言って欲しいことを言ってあげることだ。すべてを決めるのは受け手だから、である。ある言葉の専門家が、筆を尽くして伝えたいこと。
目次
序 言葉を、もういちど。(言葉は技術だ。;言葉は伝える技術だ。)
第1章 「言葉不全」の時代。―伝わっていると信じている言葉が、実は受け手に伝わっていない。そんな厄介な時代をぼくらは生きている。(言葉不全。;日本語ブームに足りないもの。;意味が共有されているか。;言葉の当事者でない人はいない。;言葉のメカニズム;「~してみない?」と言葉が提案する。;送り手の言葉が約束である。;5時に赤坂で。)
第2章 言葉を疑え。―ほんとうに伝わる言葉を知るために、今あたりまえのような顔をしている言葉を、まず疑ってみる。(「ちゃんと」を疑う。(その言葉の約束は有効か無効か?)
「熟練」を疑う。(その言葉の約束は有効か無効か?)
「カラ言葉」
「エコ」を疑う。(きっと敵をつくるなあ)
言葉の「音」化。
政治家の言葉。
正しさの弱さ。
受け手の不在。
受け手は厄介者か?(そうだよ)
暗号に逃げ込む人々。
異言語人。
受け手への想像力。
この章の終わりに。)
第3章 「ベネフィット」というキーワード。―伝わる言葉と伝わらない言葉を隔てるものは、受け手にとっての「ベネフィット」があるかないかである。(糸電話。;広告という教材。;一つの脳から一つの脳へ。;広告は求められていない。;広告はノイズか。;受け手は赤の他人。;認知;ベネフィット。;受け手の言って欲しいことを言ってあげる
著者等紹介
山本高史[ヤマモトタカシ]
クリエーティブ・ディレクター、コピーライター。1961年京都府生まれ。1985年大阪大学文学部卒業後、電通入社。コピーライターとして活躍し、さまざまなキャンペーン広告を手がける。2006年電通を退社し、株式会社コトバ設立。これまでの主な仕事に、トヨタ自動車、JR東日本、サントリー、オリンパス、ファンケル、トクホン、S&B、キユーピー、JT、ユニクロ、ジャパネットたかた、資生堂などの広告がある(長い年数にわたるので競合社が重なります)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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