クリーン&グリーンエネルギー革命―サステイナブルな低炭素社会の実現に向けて

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478012581
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0030

内容説明

環境問題の最先端に立つ東京大学をはじめとする研究者たちが、エネルギー問題の最新トピックを誰にでもわかるようやさしく解説。日本企業のエネルギー問題への取り組みも紹介。

目次

第1章 持続型社会への新ビジョン(知識と行動の構造化で、国際競争力を高めよ;二〇三〇年までの目標は、“トリプル五〇”の達成;中国の危機意識はホンモノ。日本は積極連携を;わが国は今後、国際舞台で牽引役を果たす)
第2章 次世代のエネルギー供給(温室効果ガス半減の鍵は、電力部門が握る;日本の火力発電技術が、世界に貢献する;新型炉・増殖炉の導入で、原子力立国へ;休耕田からイネエタノールをつくろう)
第3章 エネルギー需要の転換(日本の底力で、世界最先端の交通システムを;当面の省エネの決め手は、断熱とヒートポンプ;リサイクルは団体競技。まず隣のプレーヤーを知れ)
第4章 エネルギー持続性への挑戦―COP15の結果を踏まえて
企業最前線レポート

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taming_sfc

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東京大学サステイナビリティ学連携研究機構による2010年の編著。小宮山宏先生をはじめとする国内の低炭素社会に関する議論を引っ張る第一人者による、低炭素社会のデザインに関する啓蒙書。クリーンコールをはじめとする日本の低炭素技術、原子力発電に関する議論、バイオマス、交通システム、住宅、リサイクルと、低炭素社会デザインに関する必要十分な議論が網羅されている。昨今の福島原発の件で原発に関する議論がどのように振れるのかは未知数だが、原発事故前の議論として把握するには非常に良い。当該研究領域における必読書である。2011/05/15

影実

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勉強用。東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(略称IR3S。現在は東京大学未来ビジョン研究センターに統合済み)が「エネルギー持続性への挑戦」と題して開催したシンポジウムの内容をまとめた一冊。低炭素社会に向けた環境政策やエネルギービジョン、クリーンコール技術やバイオ燃料、交通システムや住宅の省エネ技術などエコ・エネルギーに関するトピックが幅広く収録されている。企業の取り組みを紹介しているのも良い。2010年出版なので原子力発電についてなど古い記述も多いが、当時の議論の流れを把握するのには良い本だと思う。2020/12/12

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