内容説明
恋をしてキュンとなったあの瞬間は、誰にでもかけがえのない時間。相田みつをとチッチが「愛することの大切さ」を伝えます。相田みつを&みつはしちかこ、初の恋のコラボ詩画集。
目次
そのときの出逢いが
ただいるだけで
あなたの顔をみていると
声
うばい合うと
セトモノ
泣
待つ
ひとりになりたい
このわたし〔ほか〕
著者等紹介
相田みつを[アイダミツオ]
書家・詩人。1924年5月20日、栃木県足利市に生まれる。旧制中学の頃から、禅に出会い、その後独特の世界観を書として表現する。1984年『にんげんだもの』、1987年『おかげさん』の出版を機に、作品が広く知られるようになる。1991年12月17日、67歳にて永眠
みつはしちかこ[ミツハシチカコ]
漫画家。1941年1月30日、茨城県石岡市に生まれる。東京都立武蔵丘高等学校卒業後にアニメーション会社に勤めながら、高校時代に描いた部活漫画日記をもとに、4コマ漫画『小さな恋のものがたり』を創作。この作品が認められ、『美しい十代』誌で漫画家としてデビュー。1977年に第6回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞し、現在も続くロングセラー漫画となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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10$の恋
42
一気に甦る多感だった私の学生時代。「チッチとサリー」とのひとときを思い出箱にすっかり収めたものと決め込んでいたら、なんと相田みつをさんとのコラボで帰ってきてくれた💞ひたむきで可愛いチッチと、そのピュアな心を大きな気持ちで包み込むサリー。ようこそ再び私の心に。また会えるとは思ってもいなかったよ♪当時の私の青き恋心が甘酸っぱくドクンと胸いっぱいに広がる。相田さんと“チッチとサリー”、私にとっては最高のコラボ。二人の恋愛は、詞とともに心で柔らかく踊る。「キュン」とは違う「きゅ~ん」、このニュアンスわかるかな?2022/04/21
ヒラP@ehon.gohon
21
相田みつをさんの書が、普通の活字に置き換わり、みつはしちかこさんの絵に埋めこまれると、気恥ずかしいくらい乙女心の世界に変わるのが不思議です。 自分としては相田みつをさんの文字が好きだけど、全く異質体験をしました。2023/05/22
絵美
8
数年ぶりに 再読。 プレゼントでもらって 初読したときには さらりと目をとおしただけでした。 手放すかどうか迷って ひさしぶりにひらいてみて。自分で選ぶとしたら 手に取らない本だけれど、生きていてよかった と想わせてくれる最初の詩がこころにのこり、やはりとっておこうとおもいました。2019/01/07
雨巫女。
6
《図書館》みつはしさんの絵と相田さんの詩のコラボ素敵。チッチとサリー懐かしい。2011/12/05
Ti amo
5
「あなたに巡りあえて本当に良かった。」と愛する人に贈る本。 生きていて良かった。ひとりでもいい。あなたに巡りあえたから。2011/05/30