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内容説明
秋田県でタクシー運転手として働く今井泉さんは、2004年、休憩中に見つけた四つ葉のクローバーをある乗客に渡した。それが喜ばれたのをきっかけに、「お客さんの喜ぶ顔が見たい」という一心で四つ葉のクローバーを配り続けた。そして、その数は1万本を突破した―。実話の主人公が語る、リストラからタクシー運転手への転身、愛妻との死別、そして、クローバーからつながる人々とのふれあいの物語。
目次
よろしかったらもらってください(四つ葉のクローバーを見つけた日;続ける理由;勝負師たち ほか)
1万本の四つ葉(全員に渡すには;押し花の作り方;家族の協力 ほか)
リストラで始まった第二の人生(突然の解雇通知;初めてのお客さん;組合病院の仲間 ほか)
著者等紹介
今井泉[イマイイズミ]
1946年宮崎県生まれ。集団就職で上京後、転勤で秋田へ。長年、大手電機メーカーの工場の検査部門で働いていたが、56歳のときにリストラで退職。それを機にタクシードライバーになることを決意し、秋田のタクシー会社「タクシーセンターあい」へ入社。2009年3月現在、配った四つ葉のクローバーの数は1万3000本以上に上っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Beth
4
相手を思う心って大切ですね。 あたたかい気持ちになれる物語でした。2015/06/18
ぴよぴよ
4
1つのひらめきと実行で、相手も自分もハッピーになれる。素晴らしい。やっぱり、人間は誰かに喜んでもらう事が、一番自分の心も喜ぶんだなぁ。2013/01/30
ねむりねずみ
3
素朴な感じがよかった。すごいと言われる人はたくさんいるけれど、作者さんのような、こんな風に幸せを配りながら生きれたら…と、しみじみ思える方は少ないと思う。2012/04/06
栞
2
些細なきっかけからはじめたことが、こうやって本になるまで続けているなんて、すごいと思った。心が温まりました。2012/11/04
kentax
2
作者さんは、大きな人ではないけどとても温かい素敵な人。。心がほっこりします。奥さんとの思いでもうるっときます。小さなことでも出会う人に笑顔を与える小さな気遣い大きな努力は見習うものがあります。2012/04/17