いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ―有効需要とイノベーションの経済学

電子版価格 ¥1,584
  • 電書あり

いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ―有効需要とイノベーションの経済学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478008263
  • NDC分類 331.74
  • Cコード C0033

出版社内容情報

大恐慌を生きた二人の天才経済学者。時代を超えて学ぶべきビジョンとは何か。大不況に突入したいま、偉大な英知が再び光を放つ。

内容説明

20世紀を代表する経済学の巨人2人。彼らが歩んだ足跡をたどりつつ、その理論に秘められたビジョンを解き明かす。両者を融合した新たな経済理論の可能性とは?そして、「100年に一度の世界経済危機」が深刻化する今、大恐慌の時代を生きた2人が我々に示す指針とは。

目次

いまなぜ、ケインズとシュンペーターか?
シュンペーターの処女作
ケインズの処女作
第一次世界大戦がもたらした転機
シュンペーターの主著『経済発展の理論』
ケインズ三部作(1)『貨幣改革論』
ケインズのロシア行
ケインズ三部作(2)『貨幣論』
忘れられた経済学者シュピートホフをめぐって
世界大恐慌の始まり―二人のファースト・リアクション〔ほか〕

著者等紹介

吉川洋[ヨシカワヒロシ]
1951年東京生まれ。74年東京大学経済学部卒業、78年イェール大学大学院博士課程修了(経済学Ph.D.)。ニューヨーク州立大学助教授、大阪大学社会経済研究所助教授等を経て、93年より東京大学大学院経済学研究科教授。専攻はマクロ経済学。経済財政諮問会議民間議員(2001~2006年、2008年~)、日本経済学会会長(2002年度)、社会保障国民会議座長(2008年)等を歴任。著書に『マクロ経済学研究』(東京大学出版会、1984年、日経経済図書文化賞、サントリー学芸賞受賞)、『転換期の日本経済』(岩波書店、1999年、読売・吉野作造賞受賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

13
ケインズの経済学は、二〇世紀はその前半に、もう一人偉大な経済学者を生み出した。「イノベーション」という概念を経済学の中心に据えたシュンペーターである。本書で説明するとおり、シュンペーターは強烈なケインズの批判者でもあった。 マクロ経済は、一個人・一つの企業がその全体像を知るにはあまりにも大きい。何人の鳥瞰も許さないその巨体を理解するために、われわれは「理論」という眼鏡を必要とする。ケインズとシュンペーター、二人の天才が用意した眼鏡は、極上のレンズ付きの眼鏡なのである。 2016/06/14

mit

9
経済は我々が直面する社会を支える最も重要な問題であると言っても過言ではないが、その原理を単純な要素から説明し尽すことは不可能であり、経済学は万人が信じるに足る自然科学とはなり得ない。そうした中でも貨幣や景気などの経済現象をコントロールする必要があり、何らかの立場に立った分析や政策が必要となる。マクロ経済学を学習しようとすると、直接には関係のない統計数字の関係式が与えられ、その因果関係を考えさせられ辟易する。哲学が歴史や人から切り離せないように、経済学もアイデアを出した経済学者達と切り離しては理解できない。2014/09/22

ジュール リブレ

9
経済学と歴史を重ねたような一冊。ケインズとシュンペーターが同じ年に生まれて、いかに経済を究めたか。経済理論の話よりは時代背景とか2人の不仲とか、楽しく読めました。 厳しい経済環境、いろんな経済学者が見直されてますが、さて、特効薬はあるのでしょうか?ー?2012/02/03

isao_key

7
ケインズ『一般理論』とシュンペーター『経済発展の理論』を読了したので、改めて二人の違いを知るために手に取る。本書は元はダイヤモンド社の広報誌「経」の連載として書かれたもので、1章が短く読みやすい。二人の経済学に対する考え、アプローチの違いが明確になっていてよくまとまった良書である。違いについて、モノやサービスに対する需要は必ず飽和する、ケインズは需要不足は与えられた条件だとして政府による政策を考えてた。シュンペーターは需要が飽和したモノやサービスに代わって新しいモノを創りだすことが企業家の役割だと説いた。2013/12/31

KAZOO

5
現在マクロ経済学の第一人者による、経済随筆(とは言い過ぎかもしれません)です。ケインズとシュムペーターを比較して論じているのですが、このような本1冊では足りないかもしれません。一通り経済学の基本を学んだ人が読んで今後のさらなる学問の追及書としては非常にいいものであると思います。2013/03/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/474628

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。