内容説明
人と人とのつながりは、イノベーションを生み、しかし、しがらみもつくる。経路依存の罠から脱却する戦略を例示。上場企業163社調査に見る日本企業の進化の条件。
目次
第1章 日本企業の組織能力への危機感(人事・組織戦略の試行錯誤と組織能力;グローバル競争時代に求められるスピードと環境対応 ほか)
第2章 組織のアーキテクチャーと組織能力(組織のDNAとアーキテクチャー;日米企業のアーキテクチャー―仕事ベースと人ベース ほか)
第3章 上場企業163社調査―日本企業のアーキテクチャーと組織能力の現状(成果主義は日本企業の組織能力をどう変えたか;人ベースと仕事ベースのハイブリッド化を志向する企業 ほか)
第4章 日本企業5社の事例に見るハイブリッド化の可能性(三井物産―成果主義導入を契機とした人ベースの破壊と再生;トヨタ自動車―人ベースの強みを優先させながら仕事ベースを導入 ほか)
第5章 日本企業の組織能力再生への道筋と課題(終身雇用と組織能力の関係を自覚できているか;日本企業のハイブリッド化は本物か ほか)
著者等紹介
高木晴夫[タカギハルオ]
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネス・スクール)教授。慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。1975年、同大学院工学研究科修士課程、ならびに1978年、博士課程を修了。1984年、ハーバード大学ビジネススクール博士課程卒業。同校より経営学博士号を授与される。1994年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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