内容説明
「何かをやっていて夢中になり、つい時間を忘れてしまった」―そんな経験は誰にもあるのではないでしょうか。こうした「のめり込み」は、そのことが楽しく、やりがいを感じられて初めて生まれます。毎日の仕事もそんなふうにできたら、どんなに幸せでしょう。仕事が楽しければ努力や工夫も苦にならなくなり、結果として成果もあがるはずです。本書では、ビジネスパーソンが仕事にのめり込み、職場においても生活においても幸せになっていく力を身につけるための方法を具体的に説きます。
目次
ルール1 仕事のやりがいは自分で見つけよう!
ルール2 「正当パワー」で仕事をしよう!
ルール3 ストレスは元から解決しよう!
ルール4 仕事のプロセスに面白さを見出そう!
ルール5 シナジーを生み出そう!
ルール6 コミュニケーション力を鍛えよう!
ルール7 仕事と生活のバランスを快適に保とう!
著者等紹介
川上真史[カワカミシンジ]
1962年、和歌山県生まれ。京都大学教育学部教育心理学科卒。産業能率大学総合研究所研究員、ヘイコンサルティンググループコンサルタントを経て、1997年よりワトソンワイアット株式会社コンサルタント。2005年よりビジネス・ブレークスルー大学院大学教授を兼務。心理学理論にもとづく人事制度や人材開発のコンサルティング、講演、研修などを多数の企業で手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ポップ430
3
んーあんまり残らなかったかな2018/12/07
きい
3
指示された目標ばかりにとらわれず、その中や過程での成果を得ることは参考になった。2018/11/17
ぬまもん(clannnad3)
3
トップコンサルタントとして活躍している川上真史さんが常日頃語っている言葉を本に集約されたという感じです。この方のすごさは語り口調でも文章でも論理展開が一貫しているところでしょうか。現代の日本のビジネスマンに足りない部分をずばり指摘してくれている良書だと思います。表紙が黄色と青と黒なのは川上さんが阪神ファンだからでしょうね。笑2011/08/18
taka-k
2
「日本人は成果イメージがないままに、「何をやるか」を目標に設定してしまうために、無駄な動きをしがち」という指摘には納得。限られた時間の中で成果を出すためには、「やらないこと」を明確にする事だと日々痛感しているだけに、目標設定に関するこの日本人の典型的な癖には注意しておく必要があると思う。あと、「好き嫌い」と「良い悪い」を切り分けて捉えるというポイントも参考になった。「好き=良い」、「嫌い=悪い」という考え方では、様々な価値観を持った人達と協力して成果を上げて行くのは、今後ますます難しくなるだろう。2010/09/17
かしわもち
1
川上先生の話はとてもわかりやすく説得力がある、正当パワーを大切にして仕事に取り組むこととストレッサーを解決することの重要性は覚えておくようにする2014/10/02