内容説明
クラウゼヴィッツ、リデル・ハートから、新古典派経済学、競争戦略論、資源ベース理論、行動経済学、取引コスト経済学までを解説。
目次
第1部 戦略の世界(戦略の古典的世界観―クラウゼヴィッツかリデル・ハートか;戦略の新しい世界観)
第2部 戦略の要素分解(物理的世界への直接アプローチ戦略―戦略の標準的経済学;心理的世界への間接アプローチ戦略―戦略の行動経済学;知性的世界への間接アプローチ戦略―戦略の取引コスト経済学)
第3部 戦略の要素統合(キュービック・グランド・ストラテジーのイメージ;キュービック・グランド・ストラテジーの原理とBSC化)
著者等紹介
菊澤研宗[キクザワケンシュウ]
慶應義塾大学商学部教授。慶應義塾大学商学部卒業。同大学院商学研究科博士課程修了。慶應義塾大学博士(商学)、ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネス客員研究員、防衛大学校総合安全保障研究科教授、中央大学専門職大学院国際会計研究科教授を経て、2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
funkypunkyempty
2
★★★★ 腑に落ちるまで何度か読み返す必要があるけど、学ぶことが多い本。一読してスッと分かるような内容よりも、この本のように、こちらの調子を上げないと太刀打ち出来ない内容の方がいい。2021/05/26
Go Extreme
1
戦略の世界:戦略の古典的世界観―クラウゼヴィッツかリデル・ハートか 一元的・二元的世界観 間接アプローチの限界と新しい世界観 戦略の新しい世界観 経営学における世界観の変化 ポパーの多元的世界観 戦略の要素分解:物理的世界への直接アプローチ戦略―戦略の標準的経済学 心理的世界への間接アプローチ戦略―戦略の行動経済学 知性的世界への間接アプローチ戦略―戦略の取引コスト経済学 戦略の要素統合:キュービック・グランド・ストラテジーのイメージ キュービック・グランド・ストラテジーの原理とBSC化2021/10/18
Hiroki Tanaka
1
勉強会の課題図書。クラウゼヴィッツの戦略論(物理的な観点からの戦略) vs リデルハートの戦略論(心理的なものも含めた戦略)といった古典的な戦略論からはじまり、ポーター、資源ベース理論、ブルーオーシャン戦略といった物理的アプローチの戦略論や、行動経済学からの心理学的アプローチの戦略論、取引コスト等の知的アプローチからの戦略論まで、幅広く、わかりやすくまとめられていて、網羅的に勉強できました。2012/09/09
yuuki
1
1年のときの経営学の教授の本この人の授業は面白くて、この本はすごいまとまってるので、全体像を眺めたいときは何回か読み直した
だいごろ
1
「戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか」を少し詳しくした内容でした。新たな発見もあったので、読んで良かったです。ただ、過去の戦争を取り上げて、心理的アプローチと知性的アプローチの違いを説明しているのですが、よく分かりませんでした。知的世界で生じる「取引コスト」が心理的アプローチと違うのは理解できるのですが。他の本も読んでみたくなりました。2010/05/10
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