道路問題を解く―ガソリン税、道路財源、高速道路の答え

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道路問題を解く―ガソリン税、道路財源、高速道路の答え

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478004678
  • NDC分類 685.1
  • Cコード C0033

出版社内容情報

暫定税率をなくしても道路はつくれる。道路公団を民営化したら借金はかえって増える。これまでの道路行政の誤りをズバッと斬る。
ガソリン税の暫定税率をどうるすかで、国会は揉めています。維持したい自民党と、廃止を求める民主党。そこに道路財源に依存する地方自治体も絡んで、議論は混迷しています。問題はガソリン税だけではありません。民営化した道路公団(高速道路)も実質的には破綻状態にあり、巨額債務の返済のあてがありません。こうした道路の問題に答えるのが本書です。道路の仕組みを変えていくことで、日本を活性化する処方箋を提供します。

内容説明

使われない道路を作り続けるのはなぜか?財源があるのに、なぜ高速道路を無料にしないのか?民営化しても、道路公団は破綻する!矛盾だらけの日本の道路を正す。

目次

序章 道路の何が問題なのか?
第1章 日本経済は生活習慣病
第2章 日本の道路を歪めたのは政治
第3章 道路公団民営化は破綻する
第4章 高速道路無料化こそ道路問題の答え
第5章 日本列島快走論―高速道路無料化で始まる新しい経済
終章 道路から日本をなおす

著者等紹介

山崎養世[ヤマザキヤスヨ]
1958年生まれ。福岡市出身。東京大学経済学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校経営修士号(MBA)取得。大和証券勤務を経て、米ゴールドマン・サックス本社パートナー、ゴールドマン・サックス投信社長などを歴任。2002年にゴールドマン・サックス社を退社し、「高速道路無料化」の提言を開始する。同年、シンクタンク山崎養世事務所を設立して、金融、財政、国際経済問題等の調査・研究活動を行う。「証券化による郵政資金の中小企業等への活用」「田園からの産業革命」なども提言している。2003年11月の総選挙で、民主党が「高速道路無料化」をマニュフェストに取り上げ、「次の内閣」の国土交通大臣に指名される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamikin

3
本書のデータを信じる限り、資金面は問題なし。著者も言うように高速道路無料化への最大の障壁は価値観である。そう、「道路は本来無料であるべきものなのだ」という価値観への転換。地方に拠点を置く企業を増やし、住める地方へ。多様性を限りなく許容するリベラリズムの思想を前提にするならば都会に住む、地方に住む、様々な選択肢が無くてはならないのだ。そして最終的にはヨーロッパ型のまったりしたワークライフバランスのとれた日本社会の実現可能性を語っています。面白い。2009/10/03

ottohseijin

0
「道路特定財源を使って高速道路が無料に」という主張。利権がらみで難しいんだろうけど、実現できたらよさげ。ETC突破が頻発している昨今、ゲートなんか無くしまえ、フリーウェイだ、というのは良いんじゃないすか、ええ。 2008/09/13

Hattolis

0
無料かぁ、ただより高いものは・・・2008/07/30

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