内容説明
“伝説の外資トップ”と呼ばれる著者が、20年以上に及ぶ経営職経験で得た知見を初めて体系化した「社長の仕事」実論。
目次
会社をつぶしてはならない
第1章 厳しい環境だからこそ、語れる夢があるか
第2章 その夢は、社会にとって役立つものか
第3章 夢を語れるだけでなく、目標にして示せているか
第4章 目標を実行に移せているか
第5章 目標に向かってともに進める社員がいるか
第6章 心の通うコミュニケーションはとれているか
第7章 バトンを受け継ぐ者を育てているか
著者等紹介
新将命[アタラシマサミ]
1936年東京生まれ。早稲田大学卒業後、シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップスを含むグローバル・エクセレント・カンパニー6社で40数年にわたり社長職を3社、副社長職を1社経験。2003年より住友商事を含む数社のアドバイザリー・ボードメンバーを務める。長年の経験と実績をベースに経営者、経営幹部を対象に経営とリーダーシップに関する講演・セミナーを通じて国内外で「リーダー人財開発」の使命に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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d2bookdd
21
端的にまとまっていて、あとは実践あるのみ。との気持ちにもしてくれる。2024/05/11
山下哲実
20
これは勉強になる!内容も難しくなく読みやすいです。図書館本なので貸出期間中に何度か読み返そうと思います、延長してでも。2015/08/14
Kentaro
6
「戦術の失敗を戦略で補うことはできるが、戦略の欠如を戦術で補うことはできない」とはいい古された言葉だが、まさに戦略不在のまま、目標、それも短期目標と戦術のみに終始しているケースが少なくない。経営者がまずまっさきにやらなければならないのは、「理念・ビジョン」の策定である。次に、理念・ビジョンに基づいた短期と長期の「目標」設定を行う。さらに、その目標を達成するための「戦略」を構築し、社員にとって腑に落ちる表現でそれを「発信」する。戦術の策定は現場の担当者の仕事であり、経営者が首を突っ込むべきことではないのだ。2018/11/09
Kooheysan
5
最近『リーダーの教科書』を再読(最初に読んだのは10年以上前)。自分もそこそこいい年になってきたので、今度はこちらの『経営の教科書』にも手を出してみました。「社長が押さえておくべき~」とありますが、社長でなくてもよいかと思います。人づくりの大切さと、そのために自分が意識しなければいけないことが学べます。こちらは2009年の書物ですが、手元にあるのは2021年第24刷。読み継がれているようです。2023/11/05
はち
5
@90 社長に限らない。大小組織を持つなら大事にしないといけない原理原則が多数。貴重な一冊。2022/07/10