記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?―身近な酔っ払いに学ぶ脳科学

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記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?―身近な酔っ払いに学ぶ脳科学

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478000892
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C1045

内容説明

「酒と脳のアブナイ関係」を“飲めない”川島隆太と“底なし”泰羅雅登の二人の脳科学者がオモシロまじめに大討論。脳にとって、酒は百薬の長なのか?それとも…。人類が長~く友としてきた酒と脳の関係を通じて、人の脳について考える。

目次

第1章 記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?(飲み過ぎて記憶がなくなるのは、なぜ?;家にたどり着けるのは、「脳ナビ」のおかげだった! ほか)
第2章 「ほろ酔い」気分が、脳を活性化させる!(ほんとうに、酒は百薬の長か?;妙に盛り上がる不思議な一体感―酒は社会の潤滑油? ほか)
第3章 酒を飲むと、脳は萎縮するというコワイ話(酒がもたらす脳の危険因子;酒を飲むと、脳は萎縮する ほか)
第4章 「それでも酒はやめられない」という、あなたに(はたして、脳にやさしい酒の飲み方はあるのか?;それでも飲み過ぎてしまったら… ほか)
第5章 酒脳対談・“飲めない”川島隆太ד底なし”泰羅雅登(酒は語るものではなく、飲むものである;ほろ酔い道場で免許皆伝? ほか)

著者等紹介

川島隆太[カワシマリュウタ]
1959年生まれ。千葉県出身。東北大学医学部卒。同大学院医学研究科修了(医学博士)。カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同講師を経て、東北大学加齢医学研究所教授。専門は脳機能イメージング学。内閣府男女共同参画会議専門調査会委員、前文化庁文化審議会国語分科会委員

泰羅雅登[タイラマサト]
1954年生まれ。三重県出身。歯学博士。日本大学大学院総合科学研究科教授。専門は認知神経科学。人間と動物で高次脳機能に関わる脳の機能を研究している。文部科学省の特定領域研究「統合脳・高次脳機能」の計画班員。また、東北大学の川島隆太教授をリーダーとする「前頭前野機能発達・改善システムの開発研究」の共同研究チームのメンバーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

53
「脳ナビ」には頻繁にお世話になっています。2013/01/20

魚京童!

13
ナビゲーションニューロンが存在するから。2015/09/27

かめぴ

11
身近な酔っ払いに学ぶ脳科学・・サブタイトル読み。アルコールは毒です。このキッパリに慄きながらも読了。「脳ナビ」かぁ。にしても、アルコールはどんな飲み方をしても、脳には悪い、と。読んで良かった本でした。 2017/02/21

あんこ

11
飲めない川島氏と底なし泰羅氏による共著。川島氏のまあ、厳しいこと厳しいこと。刺さる刺さる(笑)。とは言え、アルコールが脳に与える影響を考えればしょうがない。何せ、生涯のアルコール摂取量が加齢以上に脳を委縮させるというのだから恐ろしい。休肝日をもうけたところで、肝臓は回復しても、取ってしまったアルコールはちゃらにはならない。私の前頭前野はすでに縮んでいるかも?しかし、これからも程々に、楽しく飲むよ。2016/02/13

朝比奈さん

11
忘年会シーズンに。 ほろ酔いでとどめるのは難しいんですよー。 飲めるサイドと飲めないサイドの対談は大分興味深い・・・。2013/12/15

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