内容説明
「酒と脳のアブナイ関係」を“飲めない”川島隆太と“底なし”泰羅雅登の二人の脳科学者がオモシロまじめに大討論。脳にとって、酒は百薬の長なのか?それとも…。人類が長~く友としてきた酒と脳の関係を通じて、人の脳について考える。
目次
第1章 記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?(飲み過ぎて記憶がなくなるのは、なぜ?;家にたどり着けるのは、「脳ナビ」のおかげだった! ほか)
第2章 「ほろ酔い」気分が、脳を活性化させる!(ほんとうに、酒は百薬の長か?;妙に盛り上がる不思議な一体感―酒は社会の潤滑油? ほか)
第3章 酒を飲むと、脳は萎縮するというコワイ話(酒がもたらす脳の危険因子;酒を飲むと、脳は萎縮する ほか)
第4章 「それでも酒はやめられない」という、あなたに(はたして、脳にやさしい酒の飲み方はあるのか?;それでも飲み過ぎてしまったら… ほか)
第5章 酒脳対談・“飲めない”川島隆太ד底なし”泰羅雅登(酒は語るものではなく、飲むものである;ほろ酔い道場で免許皆伝? ほか)
著者等紹介
川島隆太[カワシマリュウタ]
1959年生まれ。千葉県出身。東北大学医学部卒。同大学院医学研究科修了(医学博士)。カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同講師を経て、東北大学加齢医学研究所教授。専門は脳機能イメージング学。内閣府男女共同参画会議専門調査会委員、前文化庁文化審議会国語分科会委員
泰羅雅登[タイラマサト]
1954年生まれ。三重県出身。歯学博士。日本大学大学院総合科学研究科教授。専門は認知神経科学。人間と動物で高次脳機能に関わる脳の機能を研究している。文部科学省の特定領域研究「統合脳・高次脳機能」の計画班員。また、東北大学の川島隆太教授をリーダーとする「前頭前野機能発達・改善システムの開発研究」の共同研究チームのメンバーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
魚京童!
かめぴ
あんこ
朝比奈さん