内容説明
三角合併解禁後、敵対的買収が急増するとは思いませんが、友好的なM&Aはますます増えるはずです。国境を越えるM&Aは、大企業だけが関係する話ではありません。グローバル競争の時代において、中小企業であってもクロスボーダーM&Aに無縁ではいられません。また、個人投資家にとっても、三角合併の解禁によって否応なくクロスボーダーM&Aを意識しなければならない時代になりました。クロスボーダーM&Aを成功させることは決して容易なことではありません。経営者や投資家はじめM&Aに係るすべての人が、クロスボーダーM&A特有の課題について、整理しておく必要があるのです。
目次
第1章 三角合併解禁のインパクト
第2章 クロスボーダーM&Aの歴史と現状
第3章 友好的買収案件のプロセスと留意点
第4章 クロスボーダーM&Aとはどこが難しいのか
第5章 クロスボーダーM&Aと敵対的買収
第6章 海外のM&A法則の実態
第7章 三角合併をめぐる議論の本質
著者等紹介
淵邊善彦[フチベヨシヒコ]
弁護士、TMI総合法律事務所パートナー。1964年生まれ。東京大学法学部卒業。1989年弁護士登録。西村眞田法律事務所(現西村ときわ法律事務所)入所。1995年ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン法学修士号取得。1998年日商岩井株式会社(現双日株式会社)に出向。2000年TMI総合法律事務所参画。主な取扱分野は、企業合併・買収(M&A)、国際企業取引、企業法務全般(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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