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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けむりの猿
1
時代の移り変わりの中で廃れゆく文化に着目した二作品。 「おじいさんのランプ」 文明開化の波に乗り遅れた田舎村に文明の利器ランプを売りこんで生活を(文字通り)明るくしてやろうという巳之助(みのすけ)の立身出世の物語。 商売に関しては無知なれど、思いをぶつける情熱、時代の流れを敏感に感じ取る嗅覚と、それに反応し対応できる柔軟性で、ひとかどの者になろうと野心を抱く。 電信柱で遊んでこい…が、村に電気がひかれる伏線に。 仕入れたランプをお店で使ってもらい便利さが口コミで広まって注文が殺到する展開に胸躍る。2023/08/27
nora
0
世の中のながれについていけるひと、いけないひとあなたはどっち2013/03/01