内容説明
パインさんは、すてきな白いいえにすんでいます。でも、とおりには、おなじ白いいえが五十けんもならんでいました。パインさんは、めじるしにマツの木をうえて、ツツジをうえて、いえのいろもぬりかえることにしましたが…!?
著者等紹介
ケスラー,レオナード[ケスラー,レオナード] [Kessler,Leonard]
1920‐2022。アメリカ、オハイオ州生まれ。画家だった祖母の影響で絵が好きになり、高校に通いながら看板を描く仕事をし、戦後、ペンシルベニア州のカーネギーメロン大学に入学。画家のアンディ・ウォーホルと知り合い、卒業後の親交を深めた。26歳の時に、ソーシャルワーカーであり幼稚園教諭だったエセルと結婚し、1949年にニューヨークへ移住。31歳の時に『What’s In a Line?』で絵本作家としてデビューすると、以後、200冊以上の作品を発表。内、妻との共作が40冊以上ある
小宮由[コミヤユウ]
1974‐。東京生まれ。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家であり良心的兵役拒否者である、故北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
65
パインさん②バイン通りには50軒も同じような家が並んでいる。「これだとどれがじぶんのいえだかよくわからん」と思ったパインさんは、庭にマツの木を植えた。満足していたら、う近所の人が「それはいいね」とみんな真似をしてマツを植えた。すぐに真似してくるご近所さん。パインさんは家をむらさきに塗ることにした。けれどペンキで家を塗ろうとすると様々な困難が襲う▽実際あったらキレそうだけど、幼年童話なので愉快で微笑ましい物語「勘弁してくれ」だよね。2024.8刊2024/12/27
chiaki
26
シリーズを読友さんに教えていただき♡2作目のこちらから手に取り、わが家の姉妹たちと楽しく読みました。先が読めちゃう展開の、期待を裏切らない安心感!あぁ〰️、久しぶりにこんな良き幼年童話に出逢えたなぁ。"バインどおりに住むパインさん"って、ややこしすぎてなんか可笑しい。「かんばんパイン」の車を走らせる所以も1作目で明かされるのでしょうか?早く読みたい。シリーズ、小学校の学校司書さんに教えてあげたいです!2024/11/08
あおい
11
50軒並ぶ白い家の一つに住んでるパインさん。自分の家に目印の松の木を植えたけれど…みんなが認めるパインさんのセンス!今回も楽しく読みました。2024/11/13
イカまりこ
6
同じ形の白い家が50軒並ぶ町に住むパインさん。見分けがつくようにあれこれ庭を飾るけど、翌日にはみんなが真似してるw パインさんのセンス、みんなに大人気だなw ついにはお家を塗り替えることに。何が見えたと思いますか?って尋ねてくる訳がワクワクさせてくる。パインさんは紫が好きなんだね~。色合いがかわいい本だった。2024/10/23
mntmt
6
パインさんって不死身!2024/10/12