内容説明
まだ、アイスクリームがなかったころのおはなしです。あつい日には、できるだけつめたいクリームを。きむずかしい王さまのねがいは、どのようにしてかなえられたのでしょう?小学校低学年向。
著者等紹介
ステリット,フランセス[ステリット,フランセス]
アメリカの女流作家
光吉夏弥[ミツヨシナツヤ]
1904~89年。佐賀県に生まる。慶応義塾大学卒業。毎日新聞記者をへて、絵本・写真・バレエの研究・評論に活躍
土方重巳[ヒジカタシゲミ]
1915年兵庫県生まれ。1938年多摩美図案科を卒業後1948年まで東宝宣伝部に勤務。その後飯沢匡氏とのコンビで「ヤン坊ニン坊トン坊」の挿絵やNHKテレビ「ブーフーウー」「ダットくん」等のデザイン、外国向け人形絵本百数十種を手がけた。他に絵本の仕事がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
42
『ゆかいなゆかいなおはなし』シリーズから読友さんのおすすめ本♡わがままな王さまのために、寒いときにはあたたかいクリームを、暑いときには冷たいクリームをお出ししなくてはクビにされるというコックの恐怖心と偶然が生んだまさかの産物!!悩みながらも目の前の困難に素早く対応したコックの娘さんのお陰ですよね♪アイスクリームの起源に触れたあとがきは必見!"サンデー(Sundae)"の語源にもびっくりでした。面白かった〰️♪2021/01/09
Moemi
28
昔からこのお話を読むと、完成されたアイスクリームではなくて、できるだけ温かいクリームとできるだけ冷たいクリームというものを食べてみたくなります。 それにシロップをかけて…って、想像の中の食べ物だけになんだかとっても美味しそうな気がするんですよね。2019/08/27
たーちゃん
25
息子は「やっぱりオレはバニラが一番好きだなぁ」と言っていました。2023/01/15
seraphim
18
昔ある国に、気難しい王さまがいました。王さまは、寒いときには温かいクリームを。暑いときには冷たいクリームを、毎日3時のおやつに食べていました。あるとても暑い日、どうしてもクリームが冷たくなりません。困ったコック長と娘達がが考えていると、そこへ氷を持った男の子がやって来て…。なぜアイスクリームができたのかを語る、楽しいお話。気難しい王さまのおかげで、色々な味のアイスクリームが食べられるようになったのかと思うと、にんまりしてしまう。面白かった。小学校低学年から。2017/03/06
lovemys
11
アイスクリームが食べたくなる本♪アイス大好きな我が子たちと一緒に。弟くん(5歳)は、首を切られるのが怖くてハラハラとしていたけど、最後に出てきたアイスのイラストに大満足☆私は、毎日10tの氷って…。アイスに必要?なんて考えてしまったり…。そんな大仕事こなせるのかしら~。と変な心配したけど、最後にはみんな笑顔になれて良かったね~☆2016/01/11