目次
第1章 1995・1・17以前
第2章 まちが生まれ変わるまで―タクシー会社社長がつなぐ「人」と「まち」
第3章 商店街にできること―惣菜店の店主が架ける地域連携の橋
第4章 なにかできひんかな―障害の有無や種類にかかわらない交流の場をつくる
第5章 人間こそがメディア―さまざまな言葉で語り合うコミュニティ放送局
第6章 被災地から発信する「みんなの幸せづくり」―長田区ユニバーサルデザイン研究会の誕生
おわりに つながりと助け合いが社会を変えていく
著者等紹介
中和正彦[ナカワマサヒコ]
1960年神奈川県伊勢原市生まれ。出版社勤務を経て、フリーランスの記者。1990年から2006年まで、「アサヒパソコン」誌で、ITが拓く障害者の可能性をテーマにしたルポを連載。2006年より、明治大学情報コミュニケーション学部非常勤講師(ユニバーサルデザイン、出版文化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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冬将軍
6
阪神大震災で被災し、神戸をこよなく愛する私にとっては胸の熱くなる記録物語でした。意外だったのは、多くの外国人が在住していて国際的な印象のあった神戸ですが、実はいろいろな人が問題点には目をつぶって暮らしていたのが震災をきっかけに『一緒に何とかしないと』ということで本当の多文化共生を目指す町になったということ。多文化は民族だけではなく、身体障害の有無も含みます。80年代は「障害者は特別な学校で学ぶのが当たり前」だったことも衝撃的でした。『みんなが幸せになること』を目標にしたまちづくり、これからも目が離せません2025/04/08
よくふとる良太
1
長田って下町神戸がほどよくのこる素敵な街です2013/12/07
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- 中世石造物の成立と展開