目次
第1章 わかるように伝えて―わかりやすい新聞『ステージ』をつくる人たち
第2章 いっしょに笑いたい―バリアフリー映画で感動を分かち合う人たち
第3章 自分の力をあきらめないで―拡大読書器で元気の種をまく人
第4章 「がんばれ」だけでは助けにならない―あるディスレクシアの先生の半生から
第5章 自分らしく生きるために―脳波で伝える子と母の「対話」
著者等紹介
藤田康文[フジタヤスフミ]
1970年広島市生まれ。共同通信社記者。1993年に入社し、福井、千葉、成田の各支局を経て編集局内政部に所属。公共事業や教育、文化行政などを主に担当する一方で、視覚障害者などが必要な情報を得られるよう求める記事も執筆。福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故や、東京湾・三番瀬の埋め立て開発、予定地の中に反対派農家が住む成田空港の建設問題を現場で取材したことが印象深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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MOCCO
3
★★★★☆:知的障害の方が読む新聞作り、視覚障害者の方が楽しめる映画の上映、後発的に弱視となってから拡大読書器の使い方を広める方…………。全く知らなかった自分を恥ずかしいと思う。たまたま、私も家族も、今までは何の困難も無かったというだけの話。色々な状況の方がいるということを、もっと知りたいと思った。図書館の展示に感謝。2013/12/30
saseri
1
「伝えるためのツール」と言えば、パソコンなどでのSNSが思い浮かぶけれど、この本を読むと、他にもたくさんの可能性がある、という事に気が付きました。もっといろいろな人に、いろんな事を知ってもらって、いろんな可能性を感じてほしいな、と思いました。 2015/04/27
ちいさな図書館
1
このシリーズは、知りたかったけどよくわからなかった「障害があるということ」について、大袈裟でなく伝えてくれる。「知らない」ということが一番の壁になるんだなと実感。今回も学習障害のひとつであるディスレクシアについて、今まで目にした中で一番わかりやすかった。障害というものを知る導入に最適のシリーズだと思う。ここから理解を広げていけたらいいなぁ。2010/07/06
極太男
0
コミュニケーションは『心』を伝える! 伝え方は無限にある。 伝えたい人に合ったやり方、方法がある。 いいね👍2019/07/21