内容説明
夜と朝の境はあいまいだからどこの境から、あの世とつながっているのかわからない。誰もいないと思ってた?最初からいたよ。ミステリアスな七つのメニュー。
著者等紹介
ひろのみずえ[ヒロノミズエ]
1976年埼玉県に生まれる。女子美術短期大学卒業。東京造形芸術学園絵本童話セミナーにて、石崎洋司先生に師事。2005年『デンデラノ』でジャイブキャラクター大賞優秀賞受賞を機に、執筆活動にはいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ままこ
54
YA向けだけど大人でも読み応えのあるホラー短編集だった。『幽体離脱』これは日常でもあり得る恐ろしさ。『早起きは三枚のせんべい』タイトルはコミカルだけどラストは物悲しさが残る。『僕の神様』自己中心の愚かさが招いた自業自得。『河童』少女漫画の様な話にドロリとホラーが混ざり込む。一番怖かったのが『怖かったの』無邪気な中に潜む邪気の結末にゾッとした。町田尚子さんの装画も素敵に不気味。2017/08/07
たまきら
25
こわ~い。絵も怖いけど、短編全部がぞっとする系でもう、にがて~。怖い話苦手なのに何で借りたかなあ。2020/02/17
あやの
25
娘が借りて、怖くて読めないって言うので代わりに読んでみた。子ども向けとは言え、怖い~(>_<)。不気味だった。2016/10/09
ちぃ
23
日常の隣にあるかもしれない7つの怖い話。子供の無邪気さって怖い、、、2019/08/13
聖川るい
21
じ・・・児童が読むにはちょっと怖いかも。というか、奥が深い?自分は河童ってお話が心に残ってます。2013/01/28