内容説明
ひとりぼっちのおばあさんが、「もう、しんでしまいたい」とさけぶと、とつぜん、めのまえにしにがみが…。いきてることのよろこびをつたえるえほん。
著者等紹介
鎌田暢子[カマタノブコ]
1952年島根県に生まれる。奈良女子大学卒業。在学中に絵本画家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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BlueBerry
38
お婆さんが、ちゃっかりしている。これはあまり感心しなかったかな。2013/11/29
かおりんご
31
読み聞かせ(116) おばあさんが、シニガミをやっつけちゃうところが、やっぱり盛り上がった。2014/09/02
かおりんご
27
絵本。読み聞かせように。簡単に「死にたい」なんて言っちゃいけない。そんなことを、おもしろおかしく教えてくれます。2014/09/02
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
26
一人暮らしをしているおばあさんが、毎日毎日することが山のようにあることに疲れ果て思わず「もう、死んでしまいたい」と叫んだ。おばあさんの目の前に突然現れたのは・・。いやはや、人間歳をとるとしたたかになりますねぇ~。死神はおばあさんの望みを叶えようとしただけなのに、こき使われた挙句にこれではあまりにも死神が気の毒すぎます。それにしても死神は魂をとるだけでなく、家事全般もお手の物だったんですね。意外でした。★★★2011/02/03
tera。
25
表紙の弱々しいおばあさんをイメージして読み始めたけど、中身はとんでもなおばあさんでした。どちらかというと草刈りしたり掃除や洗濯をしてくれた死神に対して、あのやりようはないんじゃないかと死神が気の毒に思えてならないのだけれど。死神を顎で使った上にだまくらかしたおばあさんは、当分死ぬ事はないんじゃないかな。2014/01/15
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