内容説明
▼プレゼンに初挑戦!!
でもどうやって!?
アカデミック・プレゼンテーションに必要なスキルを3段階にわけて解説。
基礎・準備・実践の3点からプレゼンに臨む学生をサポートする。
この本は大学生になって、初めてプレゼンテーションに臨む方、また入学前にプレゼンテーションの予習をしたい方のためのものです。
大学生が直面する「アカデミック・プレゼンテーション」はこれまでの高校生活で行ってきた発表とも、また社会人が行うプレゼンテーションとも異なり、独特のスキル、そして準備が求められます。本書はそうしたスキルや準備はもちろん、アカデミック・プレゼンテーションに臨む際に必要なノウハウが全て詰まった一冊となっています。
電子書籍化に際しては、同初版第3刷(2024年1月発行)を底本として制作した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tieckP(ティークP)
5
慶應出版の「アカデミック・スキルズ」シリーズのうちプレゼンについてのもの。ソツがないのはもちろん、語り口が柔らかい(章の題名は「アウトプットってどうすりゃいいの?」とか)ので学生にも読みやすい方。プレゼンにはテーマ設定や資料調査も含まれるわけで、ありがたいことに本書は一冊でそうしたことの基本も学べる。質問の思い付き方や服装まで述べてあるのだから、本書を読めば不安を払拭して発表の場に臨めるだろう(個人的には無難な服装としてジャケットはともかくネクタイはなくて良いと思うけれども)。1~2冊目に良いと思う。2022/02/03
ukitama
0
プレゼンに関して大学でどのような授業が行われているのか、参考にするために読んだ。「研究発表」なら、これでいいのかも知れない。しかし、ビジネス場面を考えると、残念なところが多い。そこでは、「まとめ」が大事であり、併せて、プレゼンの到達目標も明確する必要ある。もし、スライド一枚だけなら、そこには一番重要なこと(つまり、結論)を書く。そうした観点で、論理展開がなされていないといけない。せっかく、プレゼンを教える時間が学校にあるなら、ビジネス場面での経験豊富な講師が担当するのがいいのかもしれない。2024/05/07
よっちん
0
研究室2021/06/06
Go Extreme
0
アカデミックなプレゼンのゴール:仮説の正しさの証明 地道な仮説の構築とその検証 提言型→論証型 学問的な問いを立てる 発想→仮説→検証・調査→発表原稿作成 私たちはあくまでも、その主観的視点からしか客観という理想を発展させられない 私たちの個人的な体験→問いを構築 拡散作業・収束作業 演繹・列挙的帰納・仮説形成・類比 組み合わせ:仮説演繹法 トップダウン型・ボトムアップ型 自分の論に適切なもののみ:一種の断捨離を実践 反論の構造は質問の型と本質的に同じ:本当にそうなのかを問う・本当にそれだけなのかを問う2020/10/01