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内容説明
今、日本は空前のペットブームです。そのブームのかげで、犬・猫をはじめとするペットたちは、飼い主によってその運命が大きくかわってしまいます。ペットをすてる人、ペットの処分を平然と依頼する人、ペットを野放しにする人、ペットの死で失意のどん底にある人などさまざまな飼い主がいます。著者は、獣医として動物病院をへて保健所勤務を経験しています。その豊富な体験の中から、たくさんのペットと飼い主の関係を見てきました。この本では、現状と今後の飼い主とペットのあり方をさぐっていきます。
目次
ペットってなに?(犬の安楽死について;猫の飼い方;どんなペットを飼うか、いつ、どこで、だれが?;さて、ペットってなんだろう?;消えたわが家のバセットハウンドのジェームズ;ペットロスについて)
保健所につとめて(予防員一年生;予防員二年生;予防員三年生;予防員四年生;公園の捕物帳)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
31
身勝手な飼い方をされるペットたち―獣医はうったえる!。本田三緒子先生の著書。ペットを飼う前に一読する価値があります。ペットを飼いたいと希望する子供たちに読ませる本として特におすすめです。身勝手で自分勝手、無責任な飼い主に当たってしまう不幸な動物を増やしてはいけません。飼うなら責任を持って最後まで面倒を見る。責任を持って最後まで面倒を見れないなら飼わない。単純明快なこと。2018/12/28
なるときんとき
6
子供向けで読みやすい。どうしても飼えなくなった時(狂犬病のリスクのある国からリスクの低い国に転居する場合など)や、伝染性のある病気に罹り苦痛が大きい場合などの安楽死については考えさせられた。飼えなくなって、どこかに逃がして病気や事故でぼろぼろになるより相応の料金を払って安楽死を選ぶのが欧米人のペットを飼う時の責任という。交通事故で死んだ猫を何度か見かけたことがある。どうしようもない時は安楽死という選択がある。避妊手術をせず生まれた子犬を毎年悪びれもせず保健所に持ち込む飼い主のことなんかを読むと、2016/08/24
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