目次
あいたくて
じぶんにあう
ひとにあう
風景にあう
猫にあう
そして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アマニョッキ
42
Iloveyouの訳し方で気になった工藤直子さんの詩集。生き物に対するわくわくするような元気な詩もあれば、思わず言葉を失ってしまうような突かれる痛い詩もあって、ああ言葉に愛されている方なんだなと思いました。 迷子の心の行き先は、心配しなくてもいいんだと、なにかに「あいたく」なるからいいのだと工藤さんは言います。図書館本ですが、絶対に手元に置いておきたいのでこれは買います。ちなみに工藤さんは松本大洋のお母様です。2017/07/23
森の三時
31
経験を重ねるといろんな感情を知り、新しいじぶんにあう、けっこうダメなじぶんに。詩を読んではっと気づかされるとダメなじぶんも愛せるようになる、人にやさしくなる。2019/09/29
あーさん☆花火大会が迫っています!!
22
中学で読んだ本。
neimu
20
時々読み返したくなる2007/07/08
nekoぽん
19
前に読んだ工藤さんの詩集の「あいたくて」がとても好きでまた読みたくなりました。ちいさな頃に感じた言葉に出来なかった気持ちや言葉以上の言葉。詩人ってすごいな。ふさぎこんでいたり心許なかった気持ちを引き戻してくれる。「痛い」という詩にハッとする。すきになる/ということは/心を/ちぎることなのか/だから/こんなに痛いのか/そうか、だからわたしの心は痛いのですね。ずっと探していたような、足りなかったものを埋めてくれたような気持ちになりました。とても素敵な詩がたくさんあったので手元に置いておきます。 2018/08/17
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