- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
戦争に子どもを奪われた女たちの痛切な想いこそ、不戦・平和への確かなる原点である。
目次
息子をもどいとうせ(麻の背広に込められた「保」の青春―井上喜代寿;たった1人の息子を戦死させて―中平保恵;山里深く響いた母の嘆き―寒川キミ ほか)
毒ガス島の爪跡(毒ガス後遺症をかかえて―伊藤一江;「久野島行き」が父を殺した―藤原操 ほか)
外国人捕虜との交流(なぜ父はBC級戦犯なの―伊藤栄子;新居浜の青い目の兵隊さん―桝野松子 ほか)
船と共に消えた男たち(「フネヲモッテスグヒロシマにユケ」―宮崎春恵;徴用船からの手旗信号―鴻農ツマ子 ほか)
特攻家族の嘆き(夫は「紫電改」の生き残り―宮崎カツヨ;真珠湾攻撃と三机―菊池スズエ ほか)
銃後を支えた女たち(12歳の学徒動員―宮城スエ子;戦争を引きづった四姉妹―山本弥生 ほか)