平和への願いをこめて<br> かっぽう着の銃後

平和への願いをこめて
かっぽう着の銃後

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784476075175
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

日中戦争下、一千万の女たちを組織した大日本国防婦人会。10年に及ぶ運動の軌跡を追いつつ、女の戦争責任を考える。

目次

1 取材ドキュメント―国防婦人会の10年―女たちの戦争責任を考える
2 私の国防婦人会体験(国婦の活動をすべてに優先;“国賊”呼ばわりされた非入会者;ひたすら勝利を信じて;つらかった満州での勤労奉仕)
3 アンケート―国防婦人会経験者及び元出征兵士を対象に
4 座談会―「いつか来た道」を歩まぬために
5 解説―国防婦人会運動とその時代

感想・レビュー

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tnk

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国防婦人会は市井から立ち上がりつつも「女たちの〈母性愛〉的奉仕活動によって、戦時体制の矛盾・ほころびを取り繕わせる」ため軍部、さらには資本家に利用された。軍の思惑を超えた活動や、女性の社会進出につながる面もあったが、破滅へと導く体制の一翼として利用された。戦後の経済成長、高齢化社会の支えにも、女性の心が再び利用されていることまで見渡した良書。なお第三文明社。2025/06/12

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