内容説明
なぜ創価学会が世界宗教になりえたのか―。創立から８０年の歴史をふまえ、アメリカの仏教誌『トライシクル』元編集長がその本質に迫る。
目次
宗教運動と「陶器の完成」
第１部 基盤―牧口常三郎と創価学会の創立（燃える神札の炎；白金小学校の訪問 ほか）
第２部 発展戸田城聖と現代仏教の確立（獄中の悟達；戸田の会長就任 ほか）
第３部 完成池田大作と人間主義の宗教の広がり（決定的な出来事；師弟モデルの検証 ほか）
これからの道
著者等紹介
ストランド，クラーク［ストランド，クラーク］［Ｓｔｒａｎｄ，Ｃｌａｒｋ］
１９５７年、アメリカ・ミズーリ州生まれ。仏教研究家、現代宗教ジャーナリスト。アメリカの仏教誌『トライシクル』元編集長。宗教、特に西洋における仏教の実践と哲学の研究で知られる
今井真理子［イマイマリコ］
東京生まれ。米国カリフォルニア州立大学ノースリッジ校卒。翻訳・通訳者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Seiji Fukui
2
早朝に再読。数年前にクラーク・ストランド博士にお会いした時のことを思い出しました。博士は日本語がネイティブ級にお上手で、師弟について深く思索されていることを熱く語っていました。 的確な分析と深い洞察。日本の自称宗教学者とは天地雲泥の違い。未読の方は是非。2012/11/24
きのやん
1
鋭い直感力、深い洞察力、明晰で論理的な思考、読む者に分かりやすい文章、日本にはこういう宗教学者はいないな。いや、宗教学者だけじゃないか。宗教は本来的に部族主義であるという考察は卓見だと思う。2017/09/09
