内容説明
「生も歓喜」「死も歓喜」とは、仏教の「死生観」の精髄を凝縮した珠玉のごとき“表明”である。本書は「生」と「死」を歓喜の潮流でおおいつくす“大いなる道”を開くために著わされた。
目次
現代人は「死」をどのようなものとしてみているか(人はなぜ死なねばならないのか;脳死によって変化した生と死のあり方;薄くなった死への想像力と自分探しの旅 ほか)
仏教は人間の「生死」をどのようにとらえているのか(「人生は苦である」という仏教の教え;死ぬのはいつも「自分ではない誰か」;死に向かう孤独さと受容の心理状態 ほか)
人間の「死」を宇宙の生命源流からみるとどうなるか(死後の世界と前世の記憶;臨死体験に見る「死」の精神医学;「魂の核」と「業のエネルギー」 ほか)
著者等紹介
川田洋一[カワダヨウイチ]
1937年香川県に生まれる。1962年京都大学医学部卒業。現在、東洋哲学研究所所長。医学博士
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感想・レビュー
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もっさん
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★☆☆☆☆ 買ってから気付いてがっかり創価本。まあタイトルのあまりの胡散臭さに惹かれて購入したのである程度予想はついてましたが…せっかくなんで最後まで読み通しました。キューブラー・ロスの「死に至るまでの五段階」の代わりに提示された「死に至るまでの七段階」の極端なまでのポジティブっぷりが面白かったです。2010/03/13
おはぎ
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「人生の転機は死への意識からはじまる」とあった。身内の死を経験し苦しい渦中にある。死んだらどうなるのか?生まれ変わるとは何か?自分はこれからどう生きるのか?生きかたを本気で模索するため腹落ちするまで読み込んでいる。2023/03/24