出版社内容情報
23年間、自閉症児を育ててきた母が、障害受容、療育選び、カミングアウト、学校選び、障害者雇用など、子どもの将来を左右する分岐点でぶつかる悩みと解決法を、わが子のエピソードを交えながら語る。発達障害を理解し、向き合い方を学べる実用的な体験記。月刊教育誌『灯台』連載の「テキトー母さん流 発達障害の子を育てるヒント」と「親子で幸せになる発達障害の子の育て方」を1冊に収録した。
内容説明
発達障害を理解し、向き合い方を学ぶ一書です!自閉症の息子と歩んだ23年。たくさんの壁を乗り越えてきた著者が伝える、親と子も笑顔になれる子育てのヒントとは―。
目次
第1章 発達障害の子の特徴―自閉症の息子の体験から
第2章 障害と向き合う心構え
第3章 子育てで気をつけたいこと
第4章 学校選びのポイント
第5章 大人になってからの向き合い方
第6章 発達障害の理解を広めるために
著者等紹介
立石美津子[タテイシミツコ]
20年間、学習塾を経営し、その後、著述家・講演家として活動。自閉症スペクトラム支援士。著書多数。また、松永正訓著『発達障害に生まれて―自閉症児と母の17年』(中央公論新社、日本医学ジャーナリスト協会賞・大賞受賞作)のモデルにもなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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エドバーグ
4
出来ないことは誰かに助けてもらって生きる。 これは発達障害に限らず、だれにとっても至言だと思いました。2024/04/14
おまめ
0
恵まれた環境であること、また、ご本人に知識があるんだなぁと。もちろん、大変なこともあっただろうけれど。と、感じてしまった。2024/04/28
みどりちゃん
0
■発達障害者用の手帳は存在しない■身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(知的障害)■境界型知能の人、知的障害がない発達障害の人は療育手帳とれない■障害福祉サービス受給者証など取得して社会と繋がる■障害そのものは個性ではないが生まれた気質、養育環境でも様々な性格ある■生まれた時から自閉症は年をとれば自閉症のお年寄りになる■障害基礎年金は月約6万■障害者雇用枠の企業就労→就労移行支援事業所→就労継続支援AB→生活介護事業所2024/03/24