出版社内容情報
夏井いつき[ナツイイツキ]
著・文・その他
内容説明
月刊教育誌『灯台』連載の人気コーナーが待望の書籍化!地道な努力こそが、上達の直道です。俳句は筋トレ!必見!超初心者「俳筋力」育成体験。
目次
1 俳句の基本の“基”
2 「オリジナリティ」と「リアリティ」
3 「取り合わせ」と「一物仕立て」
4 季語を信じる
5 映像を切り取る
6 まだまだ続く俳句修業
著者等紹介
夏井いつき[ナツイイツキ]
1957年生まれ。俳句集団「いつき組」組長、藍生俳句会会員、第8回俳壇賞受賞。俳句甲子園の創設にも携わる。松山市公式俳句サイト「俳句ポスト365」等選者。2015年より初代俳都松山大使。2021年日本放送協会放送文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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aika
41
俳筋力、の三文字にどことなく惹かれて手にとりました。お年寄りから子育て世代、お子さんに至るまで、老若男女問わず読者が実際に投句した句について夏井先生がアドバイスするスタイルが分かりやすく、理解が捗りました。(いいなと思った句が、散文的とバッサリ切られていたり…笑)章の終わりごとに挟まれる、連載を機に俳句を作り始めた編集担当たちと夏井先生の会話形式のコラムがくすっと笑えて楽しかったです。俳句初心者からどんどん上達する過程が面白く、俳句は四季折々の日常の中に自分を映し出す身近な文芸なのだなと改めて感じました。2023/04/21
田中寛一
7
俳句の作り方、鑑賞の仕方について、初心者にもわかりやすく説いてあった。作ることと同時にいい作品を鑑賞する、その両方がバランスよくできて、いい作品ができるのだと。たった17音の俳句の世界は奥深く、どこまでも豊かな世界を作り上げれるという。2023/06/03
MOTO
5
「季語ひとつに、関係ない十二音」で俳句が出来る。なんて知ると(簡単そう)に思えるが、何故か詠めない。 「月」「蜻蛉」「コスモス」なんてお題を出されたら、さらにあと、ちょっと考えるだけで詠めそうなのに、なんでさくっと詠めないかな。「映像をスパッと切り、五感をフル活動させて…」怠け者の脳が目を覚ましそうな夏井先生のアドバイスが良いですね♡2023/01/27
アイリス
1
急に俳句をやろうと思い立ち、プレバトの夏井先生の本を読みました。なんとなーく大枠がわかったつもり。言葉の意味とか一応のルールとかわかる。少しずつ実践していって投句できるようにしたい。2024/03/14
だんご貴子
1
俳句を始めた友人に影響を受けて、季語や語句の使い方を知りたくて読んでみた。 十七音に詰め込んだ日本人の感性の豊かさが、著者の人生感からの賜だとわかった。 #読了本 #今日から一句 #夏井いつき #俳句の奥深さ #日本語の美しさ #四季の恵み 2022/09/16