- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > ブックガイド
- > 本を出したい人のために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょうご
17
良いものを身につけるには、良いものを真似すること。分かりやすい短い文章を書けるように日記でもつけてトレーニングしようかと思う。あわせて同じ誕生日(ちょうど100年前)の芥川龍之介の作品を読んでいきたい。2015/12/30
べる
14
芥川が作品で使っている表現のパターンを真似しながら日記を書き、文章力を上げるという主旨。多くの作家も日記を書くことが習慣になっていた。手順は①実況中継②心のつぶやき(考えたことの過程もそのまま)③感謝の気持ち(幸福感を味わえる)と述べる。表現パターンでは、「謎を入れる」ことが大事だと思った。主人公が疑問を抱くことで、読者が主人公と一緒になって好奇心を刺激され考えることができる。歩きながらボーッとこれらを考えていたら自分の中で短編小説ができる楽しさもあった。名作の解説や豆知識が所々に入っているのも良かった。2018/07/31
getsuki
8
芥川龍之介の作品の解説しつつ、文章を書くコツを学べる一冊。上達には繰り返し模倣するのがいいとよく言われますし、これはアリなのかな。文章練習に日記を利用すると言うのは見たことなかったので、なるほど、と思うなど。2015/09/17
コクボ
4
まず最初に出てきたのが「老若男女問わず、出来る人間は常に考えている」「だから日記を書こう」日記を書くための手本として芥川龍之介の著書を参考にする、という導入に一気に惹きつけられました。ただ黙々と芥川龍之介の作品を分析する書籍かと思っていたのでギャップにやられたのです。始めてみたものの3日坊主に陥りやすい日記に「実況中継・心のつぶやき・感謝」を芥川龍之介のテクニックで挑む。心くすぐられる内容に影響をうけ、私は今夜から日記書き始める気がます。ただし、書く内容はあっさり目にしますよ。2016/09/06
こーよー
3
最近始めた日記を文豪風に書きたくて読んでみた。芥川の特徴を日記にとりいれては?という主旨。2016/07/06
-
- 和書
- モドキ