感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
13
友だちを10人作るには、と最初に書かれていたのは、もっと親しくなりたい人の情報をノートに書くことだそうです。1.名前2.住所3.連絡先4.誕生日5.仕事6.趣味7.好きな食べ物8.好きなこと9.悩み事10.夢11.備考欄 著者は、「友だちを作ることが私の生きる目的です」と言っています。それは自身の苦い後悔から生まれたものでした。離婚した妻が著者の元に来たときに、冷たく突き放したのです。その後妻は孤独死したそうです。それから、ひとに優しくしようと思ったそうです。わたしも、この本を参考に友情を築いていこう2017/08/14
ふじがお
5
恥ずかしながら、私は人付き合いが苦手で、友達と呼べるような人がほとんどいないのです。だから、というわけではありませんが、ふと目に止まったので読んでみました。 友達は作ろうと思ってできるものではないかも知れませんが、この本に書かれていることを実践していたら、少なくとも孤立することが少なくなりそうです。コミュニケーションの本です。サラッと読めます。2017/03/09
SK
4
152*すぐに読み終わった。人の意見を否定したりせず、相手のためになる行動をしましょうといった感じかな。基本的にソフトな内容なのに、突然「悪い考え方は徹底的に叩いて排除しなければいけません」(P.154)と、過激なことを言い出したりする。『心の中で「ありがとう」と言う』(P.24)など、自己啓発か宗教っぽい部分もある。2014/08/24
wiki
3
本書からは、人付き合いに大切な、「リラックス感」と「相手への配慮」という点がうかがえる。人付き合いは一種の技術であると思う。営業という仕事をしている手前、そうした考えが形成されているのだと思うが、この本も人付き合いを得意とするために読んでいて損はないと思う。気に入った考え方・とらえ方を実践していきたい。
一穂青燈
2
読書メーターで見かけて。離婚した元奥さんが7年振りに訪ねて来たのを突っぱねたところ、三ヶ月後に彼女が孤独死したのをきっかけに「人に優しくしよう、友達を作ろう」と決意した筆者が勧めるのは、まず10人のプロフィールを作ること。ノウハウとしてはこれだけです。それに7章まで5個ずつの「コツ」、そのコツの「問題点」、その「解決策」がセットです。古今東西の偉人の友情のコラムと、本や映画などからの引用がちりばめられています。1960年生まれの実体験から来る、クラシカルな人付き合いのコツです。SNS時代のも知りたいです。2018/07/15