内容説明
進化する極小の生命体。エイズ・SARS・インフルエンザ…ウイルスと宿主のせめぎ合い・共存のドラマは生命の不思議そのものである。
目次
1 ウイルスと人間のかかわり
2 ウイルスの正体とは?
3 ウイルスの歴史は生命の誕生にまで遡る
4 ウイルスはなぜ細胞化しなかったのか?
5 ウイルスが感染・増殖するメカニズム
6 ウイルスは平和主義者!?
7 エマージングウイルスとの戦い
8 人間とウイルスの共存は可能か?
著者等紹介
吉川泰弘[ヨシカワヤスヒロ]
1946年、長野県に生まれる。1976年、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。東京大学農学博士。西独ギーセン大学ウイルス研究所留学(フンボルト留学生)、東京大学医科学研究所助教授、筑波霊長類センター・センター長を経て、東京大学大学院農学生命科学研究科教授。厚生科学審議会感染症分科会委員、同スーノーシスWG座長。農水省公衆衛生委員会委員、内閣府食品安全委員会プリオン専門調査会座長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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