内容説明
今、「頭のいい子」が危ない。「頭がいい」とは何か、「学校、入試、人生の歩み方」などについて、新しい「頭」の見方論を展開。
目次
序章 「頭がいい」とは?
第1章 天才たちの頭脳
第2章 脳は個性をもっている
第3章 「知能」とはいったい何なのか
第4章 学校秀才たちの悩み
第5章 今、「頭のいい子」が危ない!
著者等紹介
井上敏明[イノウエトシアキ]
1935年、京都市生まれ。1963年、立命館大学大学院文学研究科哲学専攻、修士課程修了。研究分野は教育臨床学。臨床心理家。国際メンターシップ大学院大学教授。六甲カウンセリング研究所所長。六甲スクールレス・スクール主宰、兵庫県青少年愛護審議会委員、兵庫県警察本部心理相談顧問、尼崎・芦屋市教育委員会教育相談担当。スーパーバイザーなどでも活躍中。テレビ・ラジオ・新聞などの教育相談コメンテーターとしての発言に定評がある。他に芦屋市青少年愛護センター運営委員会委員長、兵庫県人権擁護協会人権問題研究アドバイザー、大阪音楽大学カウンセリング顧問としても尽力中
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感想・レビュー
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うち
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とりわけ記憶力がいい子は、勉強しなくてもできる頃はいいが、少しは根気が必要となってくる小6から中学頃、様相が変わり困惑する。親が干渉するとプライドが邪魔して、反発し、いつの間にか出来ない子になっているパターン。これは注意が必要。2016/05/28
sio
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「頭がいいとは何か」この問いからスタートし 「知能」にはタイプ、個性があるということを述べ、歴史上の有名人物の知能タイプを紹介しつつ、知能を今までとは違った側面から見て、そこから学校、職場などで起きていることを眺めてみるというという本。日本の教育法では、抽象的な思考力に長ける知能のタイプだけがピックアップされる。そして時代の変化によってほかの知能のタイプを持つ人間は不利な位置に置かれてしまうということや、日本の学歴信仰と知能のタイプの関係によっておこる問題などが面白く、参考になった。2013/09/02
a
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知能にも2種類あるというのと、具象と抽象が面白かった。2019/11/08
a
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頭についていろいろな見方が書かれていた。2018/05/21
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