内容説明
尊属殺は、いうまでもなく「自己又は配偶者の直系属層を殺す」ことによって成立する犯罪である。本書は、尊属殺の立法の沿革と判例の系譜を中心として、合憲・違憲にふれながらその問題性を浮き彫りにする。
目次
1 西欧諸国における尊属殺人の立法例
2 東洋における尊属殺人の立法例
3 尊属殺人の合憲判決とその検討
4 尊属殺人の違憲判決とその検討
関連問題(尊属殺の問題性;尊属殺人罪の規定と憲法14条;刑法205条2項の合憲性;尊属傷害致死と憲法14条1項)
-
- 和書
- 桃月庵白酒と落語十三夜