出版社内容情報
ウォルト・ホイットマン[]
著・文・その他
富田 砕花[]
翻訳
内容説明
人間の永生を信じ、自由と平等を歌いつづけた“生命讃歌”の青春譜。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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5
再読。難読。訳文だからか。頭を痛めながら読んだ。詩の中に広がる人や動物や山や川や海原、音、触感、想像しながら読むと随分と時間がかかる。今回は特に開拓者、挑戦者たるホイットマン当時のアメリカ人気質というか、精神の広がりというか、を感じながら読んだ。「今から後わたしは幸運を求めない、このわたし自身が幸運なのだ」2017/04/05
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3
「仲間よ、これは書物ではない、これに触れる者は人間に触れるのだ」三度目の熟読でようやく体感した。彼の詩は、どんな状況・立場であれ、常に読者の隣に寄り添うようにある。まさしく書物を開いて人間に触れるようで、同じ釜の飯を食いながら、いかにも人間らしく、有り体に、彼が寄り添っていることを感じずにいられなくなってくる。「わたしたちは勝利を偉大であると考えただろうか?それはその通りだーーだが、今こそわたしには万やむを得ない場合には失敗も偉大であり、そして死と失望落胆もまた偉大であると思えるのである」友の言葉である。2017/10/25
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1
彼の生きた1800年台後半のアメリカを、浅学の故に私はほとんど知らない。だが彼の歌いあげた大自然が、開拓者が、庶民が、生命が、生き生きと躍動するかのように浮かんでくるのは何故だろうか。冒頭にある如く、ただの本ではない。人間に触れるような、生命体であるかのような本だった。上梓された当時はネットもないから、インドに思いを馳せた著者の心はいかばかりだったか。どんな世界が目に浮かんでいたのだろうと思う。私は当時のアメリカを知らない事で様々に想像をしたが、このような思いだったのかなとも思った。2016/06/01
Taiki Sasaki
1
ホイットマンの詩は勇敢で力強いものでした。常に民衆のことをおもう偉人の思いが伝わってきました。2011/11/05
ねこ
0
「さぁ、出発しよう!悪戦苦闘を突き抜けて!決められた決勝点は取り消すことができないのだ」という言葉に大感銘・大歓喜!! 2011/11/26
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