セヴィニェ夫人の手紙

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  • サイズ B6判/ページ数 141p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784475022651
  • NDC分類 857.7
  • Cコード C0085

出版社内容情報

中級読者を対象に本国で中学校の教科書に用いられている現在のフランス語に近い形で書かれた17世紀のフランス語によるセヴィニェ夫人の私信、千通余より娘グリニャン夫人へを主に16編選び対訳・脚注形式にて収めてある。


-目次-

はしがき
解説 セヴィニェ夫人の手紙
1.クーランジュ殿へ 1670年12月15日
2.グリニャン夫人へ 1671年2月6日
3.グリニャン夫人へ 1672年3月16日
4.グリニャン夫人へ 1675年8月28日
5.グリニャン夫人へ 1675年10月30日
6.グリニャン夫人へ 1676年5月28日
7.グリニャン夫人へ 1676年7月17日
8.グリニャン夫人へ 1676年7月29日
9.ギトー様へ     1679年7月4日
10.グリニャン夫人へ 1680年5月6日
11.ビュッシー=ラビュタン殿へ 1681年1月2日
12.グリニャン夫人へ 1689年2月21日
13.グリニャン夫人へ 1689年5月29日
14.グリニャン夫人へ 1690年2月26日
15.クーランジュ夫人へ 1695年2月3日
16.クーランジュ殿へ 1695年4月26日

内容説明

本書はフランス語中級からそれ以上を目指す学習者を対象にした訳注書です。この本で取り上げるのはセヴィニェ夫人(1626~1696)の書簡です。日本ではセヴィニェ夫人のことは一般にはあまり知られていませんが、中学校の教科書で彼女の書簡を読むフランス人にとってセヴィニェ夫人の手紙は、ちょうど日本人にとっての『枕草子』か『徒然草』のような親しさがあり、フランス人の教養の一部になっています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nranjen

0
1600年代に書かれたとは思えない、親近感。私も母なので、娘が嫁いで遠くに行ったらこんなに寂しくなるだろうなと思ったり、それが細やかに表現されている手紙にジンとくる。でもルノートルに庭作らせてたり、王様にエステルの感想を聞かれたりとか、セレブ。ロッシュフーコやラ=ファイエット夫人も度々登場。1000通以上ある手紙から15通を抜粋。わからない単語や人名は下に記載、横に日本語訳。至れり尽くせり。2017/02/20

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