内容説明
この本の主人公は1人の登校拒否生徒です。仮名を風森愁一と言います。巻末にその経過を記したように、彼は51年(中2)1月から登校不能になり、血を吐くような葛藤を繰り返しました。ようやく危機を克服し、何と9年後に立ち直りを図ることができたのです。この本はその苦闘の記録です。
目次
第1章 お母さん、僕もう生きられないよぉー
第2章 やればできるんだ!その気になれば
第3章 そういうことでは学校に置いとけないね
第4章 親が子どものこと何を聞いてもわからないなんて
第5章 愁ちゃんは他人と違うの
第6章 嘘でもいい「必ず治る」と言ってくれ
第7章 「普通」の子どもだったのに
第8章 「ありのまま」の発見
第9章 ラスト・チャンス
第10章 不完全な一歩でも
第11章 ある教師の「一言」
第12章 羽ばたき