出版社内容情報
2023年改正空家法について、その制定過程を踏まえて紐解く逐条解説のほか、新たに導入された「空家等管理活用支援法人制度」の法的位置づけの整理、法人の指定に係る審査基準の定め方の検討、自治体の作成動向の分析を行う。自治体が利活用に明確な方針をもつことができるよう支援する、空き家問題解決を支える政策法務の指南書。
○法律の理解を深めるため、背景・改正経緯のみえる2023年改正空家法の逐条解説を収録。
○新たに導入された「空家等管理活用支援法人制度」について、その利活用について明確な方針をもって審査基準を定めることができるよう自治体をサポート。
○改正空家法を踏まえた空家条例見直し・策定のために、今後の対応の可能性を提示。政策法務の視点から、空き家問題解決のための施策展開を支える。
目次
第1部 2023年改正空家法(空家法の逐条解説)
第2部 改正空家法の制定過程(空家法改正法案確定に至る政府内部過程―国土交通省と内閣法制局とのやりとりからみえるもの―;空家法2023年改正法案の準備、内容、そして、審議;空家法2023年改正における附帯決議を読む)
第3部 施行が開始された改正空家法(指定の判断基準―空家等管理活用支援法人の法的位置づけ―;空家等管理活用支援法人指定申請の取扱い;空家等管理活用支援法人指定処分に関する審査基準の作成動向;空き家法改正を踏まえた条例対応の可能性)
資料
著者等紹介
北村喜宣[キタムラヨシノブ]
上智大学法学部教授。1960年京都市生まれ。2022年(公財)地方自治総合研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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