出版社内容情報
現役弁護士が実際に経験した失敗・災難事例を本人による語り口で紹介する書籍。同じ失敗をしないためのアドバイスを各事例に掲載し、弁護士として後悔のないキャリアを築くための一冊。
○弁護士のキャリア上の失敗・災難事例20件を紹介
○事務所内の軋轢、依頼者対応の落とし穴、懲戒請求、突然の病。実際に直面した事例を、経験者自らが語る
○同じ轍を踏ませないために―各事例には読者へ向けたアドバイスを掲載
【目次】
第1章 就職時の失敗
Case1 ネット広告集客系の事務所に長く在籍することと独立への影響
Case2 ブラック事務所への就職、生存、そして脱出へ
Case3 軽率だった就職活動
第2章 転職時の失敗
Case1 紆余曲折を経て独立へ
Case2 大手事務所から独立する際の心構え
Case3 慣れない分野に直面して―独立後の課題―
Case4 共同事務所で方向性の違いにより分裂
第3章 事務所経営の失敗
Case1 一緒に働く人の重要性
Case2 「いい人」採用と場当たり的育成で失敗(二度)
Case3 2人目の事務員は難しい
Case4 支店開設の失敗
第4章 そのほかの失敗・災難
Case1 なかった代理権
Case2 顧問先の罠
Case3 「サイコパス」に気を付けろ!
Case4 事件の相手方との距離の取り方を誤るな
Case5 説明不足で懲戒請求
Case6 「離婚・男女問題」の懲戒手続を通して考える不条理
Case7 インターネット上の誹謗中傷・業務妨害の恐ろしさ
Case8 病気による突然の休業―体験から見えた教訓と対応―
Case9 他士業に頼る重要性―税金の対応忘れるべからず―