出版社内容情報
ケアマネジャーが利用者・家族からのハラスメント(カスタマーハラスメント)に対して、自身や他のケアマネジャーを守るための予防・対策のポイントがわかる。5つの物語ごとに、弁護士の真下美由起氏とケアタウン総合研究所代表の高室成幸氏がディスカッション形式で、現場で行われがちな対応の問題点・課題について、ケアマネジャーの苦悩に寄り添いながら法的な視点での対応策を提案する。
○ケアマネジャーへのありがちなハラスメントを物語で提示
〇法的視点による対策だけではなく、相談援助職としてどう対応すべきか、カスハラへのリアルな解決策がわかる!
〇カスハラの予防や対応の「盾」となる各種契約書の規定例もわかる!
目次
第1部 利用者・家族からのハラスメント物語 ディスカッション編(家族からの細かすぎる要望;利用者からの怒濤の暴言;「お金払っているんだから!」家族の高圧的な態度;ヌード写真に囲まれた1人暮らし男性宅への訪問;家族による長時間拘束と対応者のバーンアウト)
第2部 カスタマーハラスメントへの事前予防・事後対応編(カスタマーハラスメントに対する基本姿勢;事業所としてのリスクマネジメント(事前予防)
ハラスメントが起こった後の対応(事後対応))
著者等紹介
真下美由起[マシモミユキ]
弁護士。ましも法律事務所。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。介護・福祉関係の各種団体において法律アドバイスや多くの講演活動や研修会を行う
高室成幸[タカムロシゲユキ]
ケアタウン総合研究所代表。日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業。都道府県・市町村職員、ケアマネジャー団体、地域包括支援センター、施設リーダー・施設長、社会福祉協議会を対象に幅広いテーマで研修講師を行う
佐賀由彦[サガヨシヒコ]
ジャーナリスト。早稲田大学社会科学部卒業。主に、医療・介護関連書籍の編集・執筆、映像の脚本・演出を行う。全国の医療・介護の現場を回り、インタビューを重ねながら、当事者たちの喜びや苦悩を文章や映像で綴り続けている。創刊から15年間編集部のメンバーを務めた「月刊ケアマネジャー」(中央法規)で連載中の「紡ぐ物語」は244回を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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