出版社内容情報
2023年6月の改正資金決済法の施行で税務上の取扱いが変わったステーブルコインの税務上の扱いについて、その仕組み、種別、特徴、活用方法まで理解できるよう、ステーブルコインの第一人者が最新情報と具体的な事例を交えて解説する税理士向け実務解説書。
○2023年6月の改正資金決済法で変わったステーブルコインの税務上の取扱いについて詳細を解説した、本邦初の書籍。
○ステーブルコインについて高度な専門性を持つ著者が、その種別ごとに仕組み、特徴、取引方法から税務上の取扱いまでを網羅し、最新情報や税務の現場のFAQ を交えてわかりやすく解説する。
内容説明
ステーブルコインに精通する各界の第一人者が集結!これ一冊で「ステーブルコイン」の基礎知識から税務までわかる!
目次
第1章 新しい決済手段「ステーブルコイン」について超基本から学ぶ(資金決済とステーブルコイン;貨幣史とデジタル資金決済制度の変遷;貨幣の3つの機能;ステーブルコインとは;ステーブルコインの特徴;ステーブルコインの取引方法;ステーブルコインの分類)
第2章 ステーブルコインと法律(2022年資金決済法改正の概要;ステーブルコインと電子決済手段について)
第3章 ステーブルコインと税務(ステーブルコインが税務上、注目される背景;ステーブルコインの税務上の取扱い;何が電子決済手段にあたるか;「電子決済手段」の税務上の留意点;税理士の視点で考える!ステーブルコインについてよくある質問;ステーブルコインと税務調査)
第4章 ステーブルコインの今後(ステーブルコインで実現可能なこと)の
著者等紹介
岡部典孝[オカベノリタカ]
JPYC株式会社代表取締役。1978年、福岡県生まれ。2001年、一橋大学経済学部在学中に有限会社リアルアンリアルを起業し2002年に株式会社化。代表取締役、取締役CTO等を務める。2016年、リアルワールドゲームス株式会社を共同創業。取締役CTO/CFOを経て、取締役ARUK(暗号資産)担当。2019年、日本暗号資産市場株式会社(現、JPYC株式会社)を創業。現在、JPYC株式会社代表取締役。2021年より情報経営イノベーション専門職大学客員教授、ブロックチェーン推進協会(BCCC)理事およびステーブルコイン普及促進部会長。2021年12月、日本ブロックチェーン協会が主催する「Blockchain Award 03」のPerson of the Year(Japan)を受賞
清水音輝[シミズオトキ]
弁護士。東京大学法学部卒業後、弁護士登録。第一東京弁護士会所属。コーポレート、金融規制、フィンテックおよびブロックチェーンに関する分野をはじめとして企業法務全般について法的アドバイスを提供している。他にも「NFTのランダム型販売に関するガイドライン」の策定に関与するなどブロックチェーンの業界において幅広く活躍している
坂本新[サカモトシン]
たまらん坂税理士法人代表社員・日本暗号資産ビジネス協会準会員。1992年、東京国税局に入局(2010年~2011年法務省大臣官房租税訟務課出向)。2017年7月、50歳となったことを契機に暗号資産を得意とする税理士になるため東京国税局を離職。同年から暗号資産の税務研修会を開くなどの活動をする一方、東京都国立市に「たまらん坂税理士法人」を設立。代表社員に就任。税理士向けの研修講師、個人・法人のクライアントサービス、暗号資産の税務調査等幅広く活動している。一方で、山梨県忍野村にある「忍野八海」に投げ込まれるコイン(硬貨)を潜水回収するボランティア活動を主催し「税理士ダイバー」としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。